国境の風

こっきょうのかぜ

南こうせつが2003年に発表した北朝鮮による日本人拉致問題の解決を願った楽曲。

概要

南こうせつが2003年に発表した41枚目のシングル。歌詞は北朝鮮による日本人拉致問題をテーマにしている。

2002年10月に北朝鮮から帰国を果たした拉致被害者の蓮池薫夫妻は「神田川」や「妹」を思い出の曲として挙げる程のこうせつのファンであり、そのことを知ったこうせつは翌年にこの曲が収録されたMDやベスト・アルバムのCD、そして激励の手紙を蓮池夫妻に贈った。同年11月には蓮池夫妻をこうせつのコンサートに招いており、音楽活動での交流を通して激励している。

この事をきっかけにこうせつは拉致問題への関心が高くなり、積極的に講演会などに参加し、歌を通じて拉致被害者やその家族を励ましている。また、2024年の大晦日に放送された『第75回NHK紅白歌合戦』にこうせつが出演した際には、拉致被害者の救出を求めることを意思表示するブルーリボンバッジを着用した上で「神田川」を歌唱している。

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拉致問題

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