概要
黒鬼会・五行衆の一人で、一人称は「ワタシ」。六本腕という異形の姿をした女性だが、魔物ではなくれっきとした人間である。
人間として生まれながら異形の姿故に魔物として迫害されたため人間であることをやめ人間を憎悪するようになった。
この時ある者に救われており、以後は自身を迫害した人間に復讐する為に彼の部下になった。
また、女性扱いされることを嫌い同じ女性である同輩の水狐を侮蔑し、戦いを狩りとして考えている。
搭乗機は「八葉」。4本の腕が特徴的な魔装機兵で、移動時に光武・改をすり抜ける効果がある。また、機体色を変え、ダメージ吸収等の特殊能力も持つ。
劇中の活躍
脇侍・改を引き連れて神崎すみれの屋敷を襲撃。次は赤坂の地下道で待ち構えていたが、いずれも花組に敗北。この際、花組に倒されるなら自分で死んだ方がマシと考え、自ら滝壺に転落して自害した。
・・・しかし、実際は生きており、生き延びた金剛や鬼王と合流し、黒鬼会の首領の下へ移動した。
五行衆の土、土に帰る
最終決戦時には自身が捨て駒であることを承知の上で多数の降魔兵器を引き連れ、武蔵に向かう空中戦艦ミカサを襲撃。その目的はミカサの動力部に侵入して自爆し、ミカサを撃沈させる事だった。
しかし、花組に行く手を阻まれ奮戦虚しく敗北。
最期は己の正体を花組に明かし、八葉の大爆発で戦死した。
「ワタシは、お前達人間の手にかかって死ぬわけではない。自らの意志で……京極様のために、死ぬのだ! この帝都が、京極様の手で死の都と化すのを……地獄で眺めるのさ」