血液型 | A型 |
身長 | 162cm |
体重 | 49kg |
3サイズ | B85/W57/H83 |
概要
黒鬼会・五行衆の一人。一人称は「私」。美しい黒髪に水縹色に輝く瞳、艶やかな容姿を持つ女性で黒鬼会の首領の命令で影山サキとして大帝国劇場に潜入し、スパイ活動を行っていた。花組隊長・大神一郎を誘惑したりするが、仲間というものを信じることはなく花組を嘲笑するという下衆な性格の持ち主。
本編での行動
- 米田一基を陸軍省からの帰りにおいて狙撃し、仕留める。(しかし時間が限られていたとはいえ追撃や死亡確認を怠った上に、以降も止めを刺す機会を得られなかったために一命を取り留めてしまう)。
- 山口和豊海軍大臣を火車とともに始末すべく、真宮寺さくら・李紅蘭に偽りの情報を流す(が山口は花組によって助かってしまう)。
- 花組が慰安で熱海への温泉旅行に行くことで、丸腰になるところを黒鬼会の急襲で全滅させるように金剛に連絡、さらには大神のキネマトロンを破壊して連絡手段を途絶した上で自らも魔操機兵「宝形(ほうぎょう)」を駆り、花組を襲う。なおこの戦闘においては自身の性格と、金剛から言い寄られているのを嫌がっていることもあったためにやむを得ぬ態度ながら金剛と共闘する。(しかし、金剛との連絡手段である無線機を隠れ蓑にしていた洞窟内に残したままにしていた事が仇となり、それを見つけた大神・マリアが、水狐になりすまし金剛から急襲の情報を聞き出し、更に帝劇のかえでに黒鬼会急襲の情報を連絡、先んじて翔鯨丸による光武の輸送に成功して水狐・金剛を迎撃した)。
- レニ・ミルヒシュトラーセの孤独な心につけ込み、操った上で「潮時」とみて黒鬼会にレニを手土産に帰還することを目論む(大神・アイリスの説得によりレニは正気に戻ってしまう)。
五行衆の水、水底に眠る
レニを操ることに失敗し、逆上した水狐は池袋での戦いにて分身を使った攻撃で花組を翻弄・さらには必殺技『雪花波紋十軌』を本体・分身からの脅威的な波状攻撃で花組を苦しめるが、レニによって本体の位置が看破され追い詰められる。
そこに鬼王からの連絡を受けるが、前述の行動のことごとくが失敗に終わっていたことで、
「……お前は失敗し過ぎた。あの方のご意志だ。お前にもう、は用はない」
「せめて黒鬼会五行衆らしい最期を遂げるがよい……」
と、さながら首領に見放された挙句に死をもって償えというクビかつほぼ自決命令という引導を渡され(事実上の最後通告である)、最後は花組に討たれた。
その間際「信じる者など無いと言っていた自分が、本当は心の底であの人を信じていた」という事に悟り、花組に「これからの戦いはこの程度ではないわよ」と言い残し、愛機の大爆発とともに散った。こうして彼女が、黒鬼会最初の戦死者となったのである。
その死は前述の金剛は深く悲しむが、同僚の土蜘蛛は
「あいつは女を捨てきれなかったから死んだのさ」
と【女でありすぎて、戦士になれなかった未熟者】として水狐の死に冷ややかな一言を述べていた。 ※これに対して金剛は、激怒したという
関連タグ
金剛:黒鬼会の一人。