時間が来ると、高らかな警笛とともに列車が通過する。
(When the time comes, the train will chug down the tracks and sound its mighty horn.)
概要
地獄への急行列車(Express Train to Hell)とは、蓋骨と岩で作られた大きな檻のような構造物の形状をしたツール型アブノーマリティである。
分類はT-09-86、リスクレベルはWAW。
使用方法
単発使用タイプ
情報開示
使用回数 | 開示内容 |
---|---|
1回 | 情報1 |
2回 | 名称、危険度 |
3回 | 情報2 |
3回 | 情報3 |
5回 | 情報4 |
7回 | 情報5 |
10回 | 情報6 |
使用効果
1.ゲーム時間で30秒経過する毎にライトが1つ点灯する
2.ライトが付いた状態でツールを使用すると回復効果を得る
30秒経過すると列車の上のライトが一つずつ点灯する。このとき点灯しているライトの数によって回復の範囲が大きくなる。
効果は以下の通り。
ランプ数 | 効果 |
---|---|
0 | なし |
1 | 使用職員のHPとMPが40回復する |
2 | 使用職員のHPとMPが80回復する |
3 | 収容部門の職員のHPとMPが50回復する |
4 | 施設内全ての職員のHPとMPが50回復する |
基本的に放置していた時間が長いほど回復の恩恵は大きくなる。効果範囲は最終的に施設全体に及ぶので早急に回復が必要なときは活用しよう。
使用するとランプは全て消えて点灯は最初からになる。
しかしメリットだけではないのがツール型。それはこれも例外ではない。
ではどのようなデメリットがあるのかというと以下の通りである。
3.ランプが全て点灯した状態で点灯時間が来ると列車を召喚する
この効果が発生すると施設内のランダムな場所に列車が出現。横一直線に走っていき進路上の相手に100のBLACKダメージを与える。さらにはこの列車は施設の壁床を貫通する。高威力のダメージが襲いかかるので中途半端なステータス(HP・MP)やBLACK属性に対し十分な耐性のない装備をしている職員は轢かれれば問答無用で死亡してしまうだろう。また十分なステータスでも万全の状態でない限り危険。
列車が登場するとランプは全て消えて点灯は最初からになる。
ストーリー
中にいるのは駅員であり、列車のチケットを販売している。上のライトは時計の代わりに到着時間を知らせるためのもの。ランプが点灯する度に職員は体調が良好になっていく。
時間が来ると、高らかな警笛とともに列車が通過します。そして後ろに一歩下がっていなかった職員を乗せたまま、再びあてのないトンネルの中へと直行するでしょう。
総評
上述のようにこのツール型アブノーマリティは使用することによるリターンはかなり大きいものの、2分半程放置してしまうと施設に大損害を与える性質があるのでかなり管理人の腕が試されるツールとなっているが、このゲームはとにかく注意を向けるべきことが多いので、大体の場合は地味な外観も相まってこのアブノーマリティの存在をすっかり忘れてしまい、列車が突っ込む時の警笛の音でやっと気づいたなんてことが多々ある。
さらに言えば通常時にこのツールが必要になる程ダメージを受ける場面は少なく、恩恵を感じることはあまりないと言って良い。
それ故にこのアブノーマリティは全ツール型アブノーマリティの中でも一際厄介な存在として扱われており、攻略サイトにおける投票ではほとんどが「唾棄」(管理が煩雑であるが恩恵は少なく、収容はお勧めしない)に入れられ、よく「クソツール」と称されている。
このツールを収容したが最後、大体の管理人にとってこのアブノーマリティは二つの意味で「地獄への急行列車」となるだろう。
関連タグ
Lobotomycorporation 登場作品
巨木の樹液/輝く腕輪:このアブノーマリティ同様よくクソツールとしてあげられるツールアブノーマリティ。
前者は恩恵に対しリスクが大きすぎる代物であり、後者はバグ故に全く役に立たないものとなっている。
???:こちらもこのアブノーマリティ同様時間経過で状態が変化する存在で、放置しておくわけには行かないアブノーマリティ。
こちらは4分半まで放置可能であり、かなり目立つために見逃しにくいのだが収容違反を引き起こした際の被害はまるで比べ物にならないので決して放置しないように。