概要
モンスターの頂点に君臨する3体の竜、天地海の『三大竜王』の一角。
UBMとしてのランクはイレギュラー。
見た目は背中に木の実を生やした四足の竜で、数キロメートルに及ぶ体長を誇る。
年齢は千数百歳で、三大竜王の中では一番若い。
元は先代の【色欲魔王】の眷属であった地竜で、
【色欲魔王】の最終奥義によって変異した後、更なる成長の果てにイレギュラーへと至った。
自身の子達からなる厳冬山脈最大の勢力を率いている。
というか属さない連中は第一子にしてイレギュラーである長男【暴竜王】によって物理的に潰されており、
かつて厳冬山脈に生息していた自身の配下にならなかった【竜王】を全て滅ぼした。
そのため、血の繋がりがない地竜種であっても従わざるを得ない存在となっている。
かつて地竜王の背中に生える果実を求めてティアンの王族が手を出した際、複数の【竜王】に加え数万体以上の地竜の大群が報復に攻め込み王国を滅ぼしたため、誰も手出しすることはない。
能力
眷属となる前は世界からリソースを収奪する特殊な能力を持つ地竜で、眷属化の結果収集したリソースから生物を作り出す能力を与えられた。
そしてその能力が【色欲魔王】の最終奥義で更に引き出された結果、厳冬山脈全域に渡ってリソースを収奪する「星喰い」と呼ばれる怪物と化した。
リソース収奪と生物創造以外の純粋な戦闘能力は不明だが、かつて厳冬山脈の【竜王】を全て滅ぼしたことから凄まじく高いことが推測される。
一族
他の種族も含めて多様なモンスター(一部例外あり)との間に多くの子と仔を成している。
ただしその生殖方法はチョウチンアンコウの生態と同じで、非常に変わった方法を取っているとされる。
直系の血族のファミリーネームは、先代【色欲魔王】のファミリーネームであるフォルトロンをそのまま使用している。
また、直系の子供は産まれた順番に第○子と数える。
生物として普通に生まれたモンスターは親が優秀な場合は基本的にレベルの成長限界・進化する可能性も共に高い。
そのため最強の地竜である地竜王の血を引く直系は成長限界が高くなる傾向があり、子孫らを中心に構成された地竜王の勢力はUBM含む純竜級以上のドラゴンが山程所属している。
なお直系の子としては、
第一子:【暴竜王】
第二子:【金竜王 ドラグメタル】
第三子:【凍竜王 ドラグフリーズ】
第167子:マリリン
が明かされている。