解説
夢野久太郎が所長を務める、民間の研究施設。
研究施設といってもそこまで大規模なものではなく、外観はごく一般的な平屋建ての日本家屋に過ぎないが、その内部には様々な研究設備を完備し、また研究材料についても無償で提供する等、壮大な夢を持った若い科学者達の研究をサポートする体制が整っている。
同時に、「多くの子供達に夢を与えたい」という意図から、施設内にはシンボルである巨大な振り子時計を始め、焼き芋のエネルギーで走るミニ機関車、それにゲームやブランコといった遊具も用意され、ユタカを始め北斗達とも親しい子供達がしばしば出入りしている。
しかしこれはあくまでも表向きの顔に過ぎず、その地下にはダイナマンの秘密基地「ダイナステーション」に繋がる秘密通路が設けられており、夢野博士や北斗達もここで有尾人との戦いに日夜備えている。
物語後半、エレキウナギを利用した女将軍ゼノビアの計略で発明センターが襲撃され、ダイナステーションへも危険が及びそうになったため、ゼノビア達を退けた直後に「発明のための旅に出る」という理由で一時閉鎖を余儀なくされた。
これは同時に、センターに出入りする子供達の安全を守るための苦渋の措置でもあり、この時北斗や夢野博士が子供達と約束した通り、最終話でジャシンカ帝国との戦いが終結した後、発明センターもようやく再開の運びとなった。
ロボット
夢野博士が作った、発明センター常住の自律走行型マスコットマシン。
第2話にて弾が剣道の技術をインプットしたことで二刀流もできる剣道の稽古相手ロボットになった。
第37話でメカシンカ・エレキウナギのウナギ電磁波を受けた影響で故障、さらに発明センターの閉鎖で出番がなくなる。