生没:明応6年11月17日(1497年12月10日) - 天文21年5月7日(1552年5月30日)
概要
甲斐西郡の国主で、武田氏一門でもある大井信達の娘として誕生。本名については記録に残されていないとされる。
父・信達と武田信虎が永正14年(1517年)に和睦すると、その証として信虎と結婚し、彼の正室になる。
信虎との間には嫡男の武田晴信(のちの武田信玄)、それに定恵院、武田信繁や信廉を儲けた。また、武田戌千代も産んだとも言われている。
登場作品
演:若尾文子
「大井夫人」名義で登場。作中の登場人物としては物語前半、村上攻め直前までの登場となるが、退場後も霊魂として晴信(信玄)の行く末を見守り続けることとなる。
同作ではナレーションも兼任しており、最終回および一部の回を除いて、各回とも大井夫人の「今宵はここまでに致しとうござりまする」という台詞で締めくくられ、このフレーズは同作が放送された1988年の流行語大賞にも選ばれた。
演:岩下志麻
演:風吹ジュン