概要
ソーシャルゲーム『白猫プロジェクト』に登場するキャラクターで、星たぬきの一種。
「大工星たぬき」とも称される。
毛色は青で、頭に木槌が取り付けられた工事用のヘルメットを被っている。
アストラ島にてドラゴンを倒した主人公達が飛行島を手に入れて空の旅へ出ようとした際、いてもたってもいられなくなり一行の後を追うように飛行島へ乗り込んだ。
魔物としては善良な人(?)格の持ち主で、一行の仲間に加えてもらう条件として飛行島の発展に協力する事を約束した事で、前述のヘルメットをバロンから与えられた。
ゲーム中での活躍
プレイヤーがタウンの施設及び訓練所を建設したりレベルを上げる際、この大工たぬきが必要となる。
(後のアップデートにより、倉庫から施設を取り出すだけなら大工たぬきは不要となるよう修正された)
最初は二匹だけだが、ジュエルを消費する事で最大10匹まで増員する事ができる。
増員の為に消費するジュエル量はそれなりに大きく、それぞれ以下の数が必要となる。
増員量 | 必要ジュエル |
---|---|
3 | 45 |
4 | 70 |
5~10 | 120 |
一つの施設を育成する際に一度に最大三匹までの大工たぬきを担当させられる。
これにより、建築時間を最大半分に短縮させる事が可能。
ブラック飛行島?
タウンに建設できる施設や訓練所は、レベルが上がれば上がるほど建築完了までに要する時間がどんどん増えていく。
中には完了までに三日以上かかるという事もあり、それらの仕事を任された大工たぬきは不眠不休でひたすら建築作業に勤しむ事になる。
そして果てしなく長い労働を終えてやっと休める……、
なんて事を戦力増強とタウン発展への努力を惜しまないプレイヤー達が許すはずもなく。
常人ならば下手をすれば過労死してもおかしくないであろう激務をこなした直後、彼らはまた新たな現場へと駆り出される事となる。
さながらブラック企業顔負けの凄まじい働きぶりが、一部の白猫ユーザーの間でしばしばネタにされていたりする。
高難易度のクエストをクリアするのにタウン育成は必要になってくるし、クエストを頑張るキャラクター達を強化する為にもやっぱりタウンはしっかり育てておきたいのがプレイヤーの心情。
しかも、他の冒険者に覗かれることだってある。
でも、彼らだって頑張っているんです。
別にゲームのシステム云々に関係するワケじゃないけれど、
たまには彼らにもお休みの時間をあげてください。
とかなんとか言っていたら、2019年のエイプリルフールで、一日ながらついにお休みを頂けた。
「まったり編」と「おかえり編」の二段構えのクエストで、
後者では「彼を操作して挨拶回りをする」という貴重な体験ができた。
その他
初音ミクとのコラボイベントでゲームの一部が初音ミクにジャックされている間、
大工たぬきに代わりはちゅねミクがタウンの建設作業をしていた。
この他、タウンのBGMがIevanPolkkaに変わる、建設作業のモーションがネギでひたすらびしばし叩くものになっているなど、シュールな空気が冒険家達の笑いを誘った。
上記のエイプリルフールでは、ケンゾウが手ずから作業に出向くことになったが、
複数に分身して仕事に向かう、キャラとして手に入れていると、重機に乗っているケンゾウと建築に向かうケンゾウがすれ違っていくことがあるなど、これまたシュールな光景が見られた。