概要
フィンランド・ポルカの一曲。1930年代にエイノ・ケットゥネンにより作詞されたもので、1995年のロイツマによるカバーが特に知られる。厳密には民謡ではないが、それと同等に扱われる事も多い。
青年がイエヴァという少女と出会い、自分の家へと連れ込もうとしたら家の前にイエヴァの母親が待ち構えており……という感じの歌詞である。
日本内外を問わずよく間違えられるが、「IevanPolkka(イェヴァンポルッカ)」であって「LevanPolkka(ラヴァンポルッカ)」ではないため注意。
あまりにも間違われすぎているためYouTube上には「LevanPolkka」のタイトルで多数の視聴回数を残している動画も多く、その間違いに拍車をかけている。
インターネット上では
2006年頃、ロイツマ版Ievan Polkkaのスキャット部分を、アニメBLEACH第2話の井上織姫が長ネギを回すシーンに合わせるというFLASHアニメが「ロイツマ・ガール」の名で流行。日本でもニコニコ動画などで様々なパロディ動画が投稿された。
中でも初音ミクの歌うIevan Polkkaに合わせてはちゅねミクがネギを振り回す動画が人気を博し、IevanPolkkaは「織姫の歌」から「初音ミクの歌」へと塗り替えられていく事となった。
ちなみにこの動画は初音ミク発売から5日後に投稿されたものであり、「初音ミクの持ち物といえばネギ」というイメージが定着する大きな要因にもなった。
ちなみに前述の通りスキャット部分のカバーのため、日本で広く知られる「あ らっつぁっつぁ」から始まる一連のフレーズには特に意味はない。
関連動画
▼ロイツマによるカバー by Loituma(1996)
▼初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた by Otomania(2007)
関連タグ
初音ミク はちゅねミク ProjectDIVA VOCALOID
Korpiklaani(コルピクラーニ):フィンランドのフォークメタルバンド。2012年に同曲をメタルアレンジしている。
サッキヤルヴェン・ポルッカ(Säkkijärven polkka) :
イエヴァンポルッカ:競走馬。馬名の由来はこの曲。
ロウヒ(Fate):Fate/GrandOrderに登場するサーヴァント。フィンランド伝承の魔女であり、バレンタインシナリオにて、開幕直後から本曲のスキャット部分を歌い話題を呼んだ他、古参ファンのはちゅねミク版を聴きたくなる現象を引き起こした。