Korpiklaani
こるぴくらーに
1993年から「Shamaani Duo(シャマーニ・デュオ)」として活動していたJonne Järvelä(ヨンネ・ヤルヴェラ)が、1997年に自身がボーカルおよびギターを務める「Shaman(シャーマン)」を結成。その後、紆余曲折を経て2003年から「Korpiklaani」の名義で再デビューし、メンバーを代えつつ現在に至る。
北欧の民族音楽にヘヴィメタルを織り交ぜ、エレキギターやドラムなどのロックの主要な楽器に加え、ヴァイオリンやアコーディオン、フルートなどのオーケストラ楽器を盛り込んだ独特の「フォークメタル」の立役者として知られる。まるで中世北欧の部族をおもわせる出で立ちやPV内で酒宴を繰り広げる様子、ついには酒をテーマにした楽曲など、ユニークなパフォーマンスで有名。
因みにシャーマン時代は歌詞の中に北欧の伝統的な言語である北部サーミ語や、ヨイクと呼ばれる発声法も盛り込んでいた。
日本国内では楽曲およびアルバムタイトルの珍妙な邦題からネット上で話題を呼び、「コルピ」の略称(愛称)で高い知名度を持つようになる。また、その特徴的な曲調は「森メタル」「旅メタル」「酒メタル」などと呼称されている。
Pixivにおいては、グループのファンアートが大半を占めるが、上述したユニークなPVのパロディイラストが多く見受けられる。
中でも、2011年まで所属していたヴァイオリン(たまにフルート)担当のJaakko "Hittavainen" Lemmetty(ヤーッコ "ヒッタヴァイネン" レッメッティ)のイラストが多いが、これはグループの楽曲「Wooden Pints / 邦題:酒場で格闘ドンジャラホイ(2003年)」のPVの中にて、冒頭から突如小さな小屋からヒッタヴァイネンが飛び出してヴァイオリンを演奏する姿が由来となっている。
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