概要
ボロボロの袴を身に付け、同じくボロボロの木の下駄を履いた大男の座頭姿の妖怪とされ、一説によれば雨風が降りしきる誰も出歩かないような夜の街を徘徊しているというが、詳しい詳細については分かっていない(原文の解説では上記の姿で風雨の降りしきる夜を徘徊しており、気になったある人物がどこに行くのかと尋ねると「いつも女郎家」に三味線を弾きに出かけているといったらしい)。
余談
一説には夜に徘徊する大きな座頭を異形視した石燕が妖怪として描いたのではないかという説や、当時座頭たちが幕府の庇護のもとで金融業を営んでいた事から、鬼の恐ろしい借金取りの座頭を妖怪として描いたのではないかと言われている。
関連項目
- 手の目⋯同じく盲目の妖怪