もしかして……
原作漫画及びテレ東アニメ版に登場する海馬コーポレーションの重役BIG5の方の大門については下記リンクを参照してください。
CV.槐柳二
『ゲームに若さは必要ない。 必要なのは、相手を出し抜く経験と知恵だ!』
概要
海馬コーポレーションで執事を務める眼鏡をかけた老人。
海馬四天王最強の男であり、四天王最後の刺客として遊戯と対峙する。
チェスのようなボードゲームやトランプのようなカードゲームを始め多くのゲームに精通している達人で、幼き頃から瀬人にゲームの基礎を教え技術を与え、知恵を授けた師匠であるが、老齢のため臓器のほとんどは人工物に置き換えられていて車椅子に乗って生活している。
他の四天王と違い、悪趣味さや卑劣さは殆ど無く、主である海馬の命令でも不正な手段には手を付けない高潔さとゲーマーとしての矜持を持った人物。
あることがきっかけで、童実野外科病院に入院していた時に偶然出会った遊戯とデュエルモンスターズのデッキをみて『君もゲームが好きなようだな・・・一つ、お相手を願おうか』と自身もデッキを取り出してバトルを挑む。
遊戯から不思議がられたが、デッキのカット&シャッフル時に『ゲームは、私の生きがい。 私に活力(ちから)を与えてくれるもの』と語っており活き活きとした表情を浮かべながらバトルを楽しむ。(同時に、幼き頃の瀬人との出来事を思い出していた。)
遊戯に勝利をすると、『君はゲーマーとしての素質は十分ある。だが、まだゲームの進行のさせ方が素直すぎるのが欠点だ』と利点と欠点を挙げ、遊戯の技量を育て・更なる高みへ昇るための術を授けた。
老兵は何故、瀬人に忠を尽くすのか?
自身の身体が健康な状態だった頃、病に伏してしまった。 その当時に見舞ってくれた瀬人が鍵となっている。 病床に伏してしまった自分のためにオレンジを食べさせてくれたことや『爺(じい)、早く元気になってね! また、僕にゲームを教えてね!』と純粋な優しさから尽くすことを決意したという。
病から復活し、臓器を人工臓器に置き換えても延命処置を受け続ける決意を固め、海馬コーポレーションの最先端医療技術の力を最大限に活用して現在に至る。(それでも活動限界時間があり、メディカルコクーンから出ての活動時間は約3時間とされている)
老兵の矜持、決闘者「大門」
瀬人の命令により、遊戯が彼の宿敵である事を知り、遊園地内のモンスターハウスにて遊戯とデュエルモンスターズによるバトルを行う。
その際に瀬人が用意した車椅子に座っていたが、それに搭載されていたスコープ機能で相手の眼球に反射して映る手札を覗く装置を与えられるが、
『お許しを・・・坊ちゃま。 この大門、こんなものを借りずとも勝利してみせます!』
と不正を拒んで取り払い、真っ向勝負を挑み遊戯に敗北した。
遊戯の戦いっぷりを『見事だった・・・』と賞賛し、遊戯からは『あんたも見事だったぜ! 俺が相手に敬意を持ってゲームをしたのは・・・初めての事だ』と敬われた。
最後は変わり果てた瀬人の失った優しさを遊戯が取り戻してくれる事を期待しながら意識を失った。