プロフィール
概要
ある日突然、学園の屋上で昼寝をしていた主人公・久住直樹の上に空から落ちてきた女の子。自称タルキスタン(美琴が咄嗟にでっち上げた架空の国)からの帰国子女の転校生ということになっている。
教室では、直樹と隣同士に座っている。
最初は直樹のことを「祐介」という人物と見間違えていた。
赤いロングヘア、ポニーテール、天真爛漫な性格がチャームポイント。隠し事は苦手でとても素直な性格。杏仁豆腐が大好物。裁縫が趣味と言う意外な一面もある。
直樹の幼馴染・藤枝保奈美とは気が合うようで特に仲がいい。 直樹の半ば強引な勧誘により天文部に所属。現在は寮住まい。
その正体は100年後の未来から時空転移装置で飛んできた少女であり、本作のキーパーソンである。
“みことん”という愛称は原画・キャラデザ担当のべっかんこうが使っていたものがマニュアルに掲載されたもので、作中でも直樹がそう呼んだことがあり、それによるところが大きい(これは保奈美の「ほなみん」にも言えることである)。
メインヒロイン(笑)疑惑
このように、彼女は『はにはに』のれっきとしたメインヒロインで、設定やストーリーもそれに似合ったものを背負っているのだが、同作に登場している主人公の幼馴染・藤枝保奈美が「毎朝起こしに来てくれる」「料理上手」「容姿端麗」「一途」とまさに理想のキャラクターであり、保奈美の方に人気が集中。
公式人気投票では保奈美が1位だったのに対し、メインヒロインのはずの美琴は4位に甘んじてしまった。
さらにファンディスク『オーガストファンBOX』では、美琴を含む他ヒロインの追加シナリオが本編の補完シナリオであるのに対し、保奈美だけは主人公と結ばれた後のアフターストーリーが用意されていた。
さらにさらに『はにはに』のアニメ版では、保奈美にメインヒロインの座を奪われており、最終回では主人公は保奈美と結ばれるエンドが用意されていた。
一応、アニメのDVD版では美琴と結ばれるルートのエピソードが追加され、PS2移植版では美琴だけ全ヒロインのハッピーエンドを見なければ開かれない隠しシナリオが用意される等、かろうじてメインヒロインとしての面目は保ったといえる。
但し、グッズの種類や絶対的な人気では保奈美に圧倒的な差をつけられているのも現実ではある……。
というか、オーガスト作品ではメインヒロインが一番人気になれないのは『はにはに』に限ったことではなかったりする(公式投票でメインヒロインが一位を取ったのは『バイナリィ・ポット』と『夜明け前より瑠璃色な』の二作だけである)。
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星川真希:『主人公の幼馴染なヒロインに完全に人気や注目を持っていかれたメインヒロイン』という点が美琴と共通している