天城みかる

あまぎみかる

漫画『ぴちぴちピッチ』第二部及びアニメ『マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア』の登場人物。

概要

るちあの恋敵にしてリヒトの妹。自身もパンタラッサの末裔である。

生まれつき病弱で、療養のためハワイに行っていたが、病状が回復し日本に帰国。

記憶喪失の状態で倒れていた堂本海斗をハワイで助けたのが元で海斗に好意を持ち、自分の家に居候させた。後にるちあ達の通う学園に転校してくる。

海斗に対して執着めいた愛情を持ち、どこに行くにも海斗に付き添い、るちあたちと共にショッピングで買う物を決める度に海斗に聞いたり、自分の病気を理由に彼を連れ出したりと海斗に記憶を取り戻して欲しいるちあをこれでもかと妨害していく。

次第に海斗への独占欲が強くなり、リヒトですら彼女を制止しきれなくなる。そして失恋したことが大きな悲しみを生み、悲しみに支配されるがまま自らミケルに取り込まれる事を選ぶ。

アニメ版では父親によってミケルの依代にされていた。

そのため、ミケルとみかるは一人の体から生まれた二つの心（一人の中に存在した二つの人格）の片割れとして生きていることになっている。

幾度となくみかるの夢にミケルが現れたり、ミケルの力とみかるの病状がリンクしているのもそこに由来する。

海斗のことを好きになったのも「同じパンタラッサ同士引かれあったためではないか」とリヒトと海斗は考えるが、それは彼女の本望でもあり、海斗と付き合ううちに自身の本当の心を知ったため、知らぬ間に海斗の優しさを欲したためである。

終盤で、海斗やリヒトの言う「本当の愛」をようやく理解するものの、ミケルと共に消滅した。

しかし、アクア・レジーナの力で赤子の姿で転生を果たし、原作では3か月後、アニメ版では1か月後にリヒトと墓参りをしている。この時既に4、5歳頃の見た目に成長していた。