CV:井上喜久子
人物
女の子の魅力を最大限に引き出すのがコンセプトの創業百八十年を超える老舗衣装ブランド「Angely Sugar(エンジェリーシュガー)」のトップデザイナー。眼鏡を掛けた温厚そうな初老の女性。同ブランドの創業者である天羽由宇一郎の子孫と思われる。
光石織姫・星宮りんごの二人とは「マスカレード」の頃からの知り合いで、りんご(ミヤ)が引退を決めかねていた時に助言を与えた。時折スターライト学園をはじめとするアイドル学校を訪れ、ステージの客席の傍らから織姫らと観覧している。
マスコットキャクター「エンジェリーベア」のぬいぐるみは衣装以外の目玉商品であり、元々は自分の子供達のために作ったものをご近所や親戚筋にもひとつひとつ丁寧に作り続け、何時しか世界中に広まるようにと商品化したもので、その新CMに起用するアイドルに星宮いちごを指名する鶴の一声を掛けた結果、CMに採用された。
初登場は第9話(シルエットとしては第2話)。
デザイナースタジオは創業当時から「エンジェリーマウンテン」の山頂にある。険しい道のりで、以前は崖登りしか辿り着ける方法が無かったが、現在は移動用の直通高速エレベーターが設置されている。ただ、それを知らなかったいちごは素手によるロッククライミングを敢行して山頂にたどり着き、そんな彼女の行動を「ぶっちゃけ死にかねない」と評している。
3年目(あかりGeneration)から登場した瀬名翼はあすかの弟子であり、彼の才能を見込んで自分だけのブランドを作るように後押しした。
『劇場版』でも『大スター宮いちごまつり』に必要なプレミアムドレス制作にも携わるが、手縫いの丁寧な刺繍に時間が掛かり、イベント中に完成させた。自身も終盤スターライズスタジアムに赴きアンコールステージのみだが観覧した。
また、3年目後半からは、あすかの孫である天羽まどかが登場する。『アイカツオンパレード!』にも登場し、姫石らきに模倣の苦言を呈しながらもブランドデザイナーの姿勢を教え、時々エンジェリーマウンテンに持ち込まれるらきのデザイン画の大半にダメ出しを与えている。また、『ドリームストーリー』では音城ノエル用のプレミアムレアドレスをセイラ達からの依頼を受諾し、完成させている。