概要
初出は地方都市「平崎市」を舞台に、序盤から日本の妖怪が多数登場した『真・女神転生デビルサマナー』。
異界化した「笠置山」に出現するLv.22のDARK種族「妖獣」中堅悪魔で、モチーフは中国の水妖の伝承が日本に伝わり、河童の中でも人間に積極的に危害を加える者の総称とされ恐れられた水虎。
スラッとした体型の黄色い腹甲を持つ河童のような姿で、種族特性から力や耐久が高く、特技として命中率を下げるデバフ魔法「スク・ンダ」や金縛り付与の「シバブー」を持つ。
90年代バトルアニメにクリーチャーとして登場しそうな、なかなか格好が良い外見ではあるが、この作品以外は『真・女神転生TCG』くらいしか登場していない。
なお低年齢層に向けて展開した『真・女神転生デビルチルドレン』の「炎の書」「氷の書」においては、蓑を着た河童という姿で登場している。
金子一馬氏の解説によると、矢追純一氏や飛鳥昭雄氏などの書籍でも紹介されていた河童の正体は宇宙人であるという説をモチーフにデザインしているそうで、彼らは排泄器官が未発達なために身体から異臭を漂わせているのだという。