概要
このゲームはジャンルとしてはウォーシミュレーションであり、いわゆる抜きゲーではなく、骨太のシリアスなストーリーを与えられた作品であるとされる。ただし難易度は低い。
シリーズとリメイク
この作品は1993年に妖獣戦記 -A.D.2048-としてPC-9801、PC-9821にて発売された(X68000では出したかどうか不明、発売予定はあったと思うが)。
この作品が好評であったため、続編として続妖獣戦記 -砂塵の黙示録-が1993年にPC-9801、1994年にPC-9821用として発売された。さらに、完結編である妖獣戦記2 -黎明の戦士たち-が、1995年にPC-9801、PC-9821、FM-TOWNSにて発売された。
さらにはこれらの3つの作品は1997年から1998年にかけてwindowsにて発売されている。
また、第一作目と第二作目は2006年にwindowsにてリメイク(グラフィックの変更、フィールド画面のクォータービュー化、システムの変更)が発売されている(3作目リメイクはされなかった、これはD.O.の活動停止によるものか、リメイク作品の売り上げの問題なのかは不明)。まったく個人的な意見ではあるが「なぜグラフィックを変えた」と思うのだが。
また、メーカーはすでに製品としては見ていないようである(公式ページは消失)。
ストーリー
簡単に述べると「核戦争後の地球で、生物兵器が放射能等より変異した事により生まれた妖獣が人類を脅かしている。そんな中、妖獣に対抗するため開発された美少女型生物兵器バイオソルジャーを指揮するために、妖獣の生態研究の第一人者である主人公が召喚された…」
なお部隊は主人公を除き(整備士等のモブも含め)全員若い女性である。一応理由付けはされていて、妖獣は若い女性以外は殺すか妖獣に作り変えてしまうのに対して、若い女性に対しては子作りを目論むので(某ゼノモーフはあくまでも寄生なのに対し、妖獣は人間女性を妊娠させる)生還率が高いからである。当然、救出された女性は膣内洗浄、もしくは中絶が必要となるが…。なお単体増殖や人間を改造した事で生まれた妖獣は働き蜂相当で、人間の胎から産まれた方が女王蜂に相当する(全部オスだが)。
人間と交尾可能な事からも判るように妖獣も人間の遺伝子を元に造られたものである。一方、バイオソルジャーは妖獣に負けた時の事を考えて性行為は可能だが妊娠はしないように造られている。
pixivにおける作品
所謂触手物と言う作品の性質もあり2013年12月現在R-18の作品しか存在しない。