姫と奴隷
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ひめとどれい
姫と奴隷とは、『カイジ 人生奪還ゲーム』に登場するギャンブルゲーム。
沼パチンコの挑戦資金獲得のためにカイジたちが参加したギャンブルゲーム。原作には登場せず、脚本も担当した原作者の福本伸行が映画用に考案した。
一条聖也が支配人を務める裏カジノで行われるアトラクションで、鉄骨渡りに代わる「新・ブレイブメンロード」である。
姫側と奴隷側に分かれ、奴隷側は3箇所の檻を前に足かせをはめられた状態で、三つのボタンのうち一つを選択して押し、姫側の入った檻を開けることができればクリアとなり賞金3000万を渡され解放される。
一見するとシンプルだが、外れの檻を開けてしまうと中から凶暴なライオンが飛び出し、奴隷側は食い殺されるという生きるか死ぬかのデスゲームである。
また姫側には正解のボタンが通知され、それを奴隷側に教えても構わない。しかし姫側は奴隷側が死ねば単独で300万円が手に入るため、必ずしも姫側が本当のことを言うとは限らないためよく推理してからボタンを押すことが問われる。
得られる金額的に姫側が裏切らないようにも見えるが、奴隷側は多額の負債を負った債務者から選ばれるようになっており、3000万円を手に入れても負債の返済でほぼ無くなる事が前提になっている。それに対して姫側は返済の必要がないため、裏切る可能性は十分にあるのである。
元ネタはF・R・ストックトンの小説『女か虎か』であり、福本氏も当初は虎を用意するつもりだったが調達できずライオンで代用したとコメントしている。
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