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概要編集

体別すると、以下のような傾向になる

  1. 2chの婚活女子系スレを動画化したようなもので、フリーイラストとゆっくり音声で作られる。基本的にはフィクションと見たほうがいい。
  2. 婚活コンサルタントが婚活について語るもの
  3. 実際に婚活している女性が、自分の婚活活動の様子を動画サイトに投稿しているもの。

この項目では主に1について語る。


1についての概要。編集

婚活を始めた、あるいは長年に渡って婚活を続けているのに結婚できない女性が現状を解消する、あるいは愚痴をこぼすために掲示板でスレを立てるが、結婚できない原因が女性自身にあるので、スレ民たちが問題点を指摘するとスレ主が逆上。長々の不毛なやり取りの果てに原因を理解することができないスレ主が悪態をついて逃走、あるいはスレ主に呆れ果ててスレ民たちがいなくなるという顛末を迎える。

スカッとする話と同系統の話なのだが、スカッとする話が主人公にひどい目をあわせた悪役が報いを受ける様を楽しむに対し、この系統の話は主人公が悪人なので、主人公の醜態を晒す様を楽しむというシャーデンフロイデな話になっている。


このジャンルの特徴としてはリアリティが高いという点である。単に婚活女子が結婚できずに苦しむだけ、というだけの話なので非現実的な展開になることがない。この手の動画に出てくる婚活女子が実際に存在するのか疑問なのだが、2chネタ以外、例えば顔出ししている婚活コンサルが問題ある婚活女子の存在を示唆している他、TVで稀に放映する婚活ドキュメントでも婚活女子が問題のある言動をしていることもあるので「火の気がないところに放火する」のではなく「実際の例を誇張をしている」に思われる。また、現状が変わらないだけであって婚活女子の望み通りに高スペック男性と結婚できない代わりに、悲惨な末路を迎えるということもないので、視聴者としてもそれほど罪悪感を覚えないというのもある。


問題のある婚活女子の特徴編集


結婚できない原因はなんといっても性格にあるといっても過言ではない。いくら若くても、美人であっても高収入であっても性格が悪ければ延々と売れ残る。逆に言えば性格がよければチャンスはある。

性格上の根本的な問題は「自分は相手を助けないのに、相手は自分を救うのは当然」と思っている点、世界は等価交換で回っているのだから、そのような考えをもつ相手が男女問わず好かれるはずがない。この考えでいえば、割り勘を必死になって拒む奴も避けたほうがいいと思われる。割り勘すら拒むやつは危機に陥ったときに助けるどころか平気で見捨てるのが明白だからである。


傲慢編集

この手の婚活女子は他人を見下している。かろうじて養ってくれている両親には感謝をしているものの、「両親は一生、子供を養うもの」だと思っている。特に男を下等生物だと見下していて、矛盾点をスレ民に突っ込まれると「男は駄目でも、女はいい」と自分理論を押し付けてくる。男女同権を主張するが、実際は女尊男卑の差別主張をしてくる。相手からすれば、見下しているのが見え見えな婚活女子とは結婚したくないというのに。

また、自己評価が異常に高く、自身は高スペックだと信じて疑わない。婚活を始めれば男なんてよりどりみどり簡単に結婚できるはずなのにと思っていた。


高齢と外見編集

主人公となる婚活女子は年齢が高い。最低が35、40から50といったアラフォー、アラフィフ世代が中心であり時にはアラカンも主人公になる。この殆どが美人で見た目よりも若いと主張する。例えば、実年齢は40であるが見た目は20代というのが彼女たちの主張。高スペックと自信を持てる根拠がここであり、実年齢には意味がないと主張したり、出会い系に見た目の20代で登録したりと無茶苦茶である。ネットなので見た目に関しては何も言えないのだが実は気にしなくてもいい。婚活において重要なのは実年齢であって、見た目年齢というのはまったく意味がないからである。40代はただの40代であって20代と扱われることはない。そのくせ、「人生経験が豊富だから若い子より魅力がある」とも言ってくる。高齢にもかかわらず女の子と自称、BBA呼ばわりされることを嫌う。

ただし、高齢だからといって結婚できないという訳ではないことに留意。難易度は高いが。

また、稀に20代もやり玉に挙げられることもある。


怠惰編集

この手の婚活女性は怠惰である。パートや契約社員として働いているのはまだマシ。無職で高齢の親に養ってもらいながら生活を立てているのが定番である。先行きが不安になったから、親に家を追い出されそうになっているから、あるいは両親が死んで自身を養えなくなったから婚活するという話になっている。

生計が苦しくなっても働くと発想はなく、結婚して夫に養ってもらう考えであるため、結婚後は共働きを拒否して専業主婦を希望する。少なくても、今の日本の社会で男に専業主婦を養わせる余裕がないにもかかわらず「妻を働かせる夫なんて人間のクズ」と主張する。そして、働いていないことを美徳に思い、働いている既婚女性を「女性を養えない貧乏な男と結婚してしまって苦労しているバカな女」と罵倒する。

問題は家事スキルがあるのならまだしも、親に任せていたので家事ができないのに関わらず専業主婦を希望することである。このため「仕事はしないけど家事は分担」「仕事はしないけれど土日の家事は夫がやって」「仕事はしないけれど家事は家政婦にやらせる」「仕事はしないけど家事もしない」など、おかしいことになる。


強欲編集

この手の婚活女子が結婚相手に要求するものを列挙すると

  • 年収は最低800万、よければ1000万以上
  • 年齢は20から35歳まで。40以上は論外
  • 最低でも星野源以上のイケメン。チビデブハゲは却下。
  • 職業は最低でも大手企業の社員。役職持ちか経営者、士業を希望。いくら年収がよくてもブルーカラーは却下。
  • 学歴は関東ならMARCH、関西なら関関同立以上。理由は夫が頭がよくないと話が合わないから、あるいは優秀な遺伝子を残したいから。
  • 義両親の世話をしたくないので長男は却下。なおかつ実両親の面倒を見てくれること
  • 自分にはとても優しく、他の女には目もくれない

要は年収に加えて、他人に自慢できるだけのスペックを相手に要求しているというわけである。恐ろしいのはこれらの要件を満たす相手を「普通」と言い切っている点。他人から見れば高望みである。


物事を自身の都合のいいように解釈する。編集

この手の婚活女性は結婚できないのは他人のせいだと思っている。自分に問題があるとは1mmも思っていない。結婚できないのを「男が無能だから」「美しすぎる私におそれおおくて声がかけられないから」だとか、結婚相談所で男が紹介されないと「コンサルが嫉妬しているから」など、自分の都合のいいように解釈する。

婚活女性が自身を美しいや見た目よりも若いと主張する根拠は、周囲がそう言ってくれるからなのだが、社交辞令や営業トーク、あるいは皮肉で言っているとは思っていない。例えば女性に年を聞かれたら、実際の印象よりも若くいうのは礼儀のようなものであり、化粧コーナーの美容部員やホストなどが営業トークでおだてるのも普通である。「実際の年齢よりも若い」というのは必ずしも褒め言葉ではない。「年齢の割に、中身は幼稚」という意味で使われることもあるからである。「芸能人だと誰に似ている?」と聞いてみてお笑い系の芸能人に似ていると答えられたら、それは皮肉である。

婚活女性がスレ立てするのも、高スペックと結婚できる裏技を期待しているか、称賛と同意と同情を期待しているからである。ノンフィクションであるなら


話を聞かない。編集

以上のような婚活女性であっても、アドバイスを聞き入れて目標を自分のレベルに修正し、努力をすれば結婚できる可能性も生まれる。しかし、スレ民から苦言を呈されても逆上するのが婚活女子たる所以であり、例えば「働け」「嫌だ」「働け」「嫌だ」と不毛なやり取りの果てに話が終わることになる。


婚活女子以外の関係者編集


婚活業界の関係者編集

結婚相談所のカウンセラーやコンサルタント、婚活パーティの主催者や相席屋の店員なので、彼らが主役になってスレを立てるのも主流になっている。この場合は主人公=悪役ではない。

話の展開としては

  • 業界の内情、あるいは婚活女子への愚痴を語る。
  • 婚活コンサルが暇つぶしに婚活女子の評価や相談に乗る

後者の場合は、婚活女性が悪役で主人公たる婚活コンサルにぶったぎられる話になるので、スカッと系に通じる面白さがある。ただし、その婚活女性がまともならコンサルも助言をするし、スレ民も応援する。前者でも語っている最中に婚活女性がコンサルを論破しに現れて返り討ちに合う、あるいはスレ民に婚活コンサルが混ざっているというパターンもある。

なお、結婚相談所は結婚したい男女を仲介する場所であって、お金を払ったら望む高スペック男子を作って用意してくれるというドラえもんの道具でも願いを叶える願望器でもない。紹介はしてくれるが成婚に至るかは自身の努力である。にもかかわらず結婚できないのは「相談所が男を紹介してくれないからだ」とカスハラでぶちぎれる奴もでてくる。女にも望みがあるように、男にも選択権があるのだから、相手が望むほどのスペックがないだけの話なのに。

スレ民編集

スレを立てる婚活女子がロクでもない奴らなので炎上するが、その婚活女子が素直にアドバイスを聞き入れて努力をするような人間なら応援する。また、スレ主が婚活業界の関係者なら、業界の状況に関心をしたり、婚活女子の横暴さに愚痴をこぼすのに同情する。


ポイント編集

  • 通常の結婚は恋愛した後に結婚するという形になるが、婚活は結婚をしてから恋愛をするという形になる。つまり、互いを商品とした商取引となるわけで、従って相手にもメリットを提供しなければならない。相手が高スペックであればあるほど自身にも高スペックが要求される。男性の場合は年収、女性は実年齢の若さが重要であって、婚活女性がいくら見た目の若さや美しさをアピールしても実年齢が35を超えていたら低スペックでしかなく高スペックの男性からは相手にされない。男性に置き換えてみれば「社長に見える無職」と言っているようなものである。婚活女性からすれば「会ってしまえば美貌で落とせる」と思っているが、男性から見れば条件に合わない相手は最初から検索対象から除外しているので、存在しないものとして扱われる。
  • 結婚の問題点、それは男性は社会的に専業主夫という生き方が認められていないことである。花婿修行という言葉もなければ男の家事手伝いも聞いたことがない。女性のように妻に養ってもらうという生き方は常識ではないといってもいい。一見すると男性に不利なように見えるが、結婚を決意した男性には結婚しても生きていけるだけの財力があるということでもある。女性には理論上は働かなくても生きていけるが、それができるのは20代前半の美女であって、高齢無職の女性は結婚相手として候補にすらならない。つまり、婚活男性は結婚できなくても生きていけるが、高齢無職の婚活女子は結婚できないと詰む。
  • 男女問わず、年下を釣るのは難しいと言ってもいい。年の差婚という現象もあるが、男性の大半が年上好みになったということではなく、好きな人がたまたまかなりの年上だったということに過ぎない。つまり、40代の男性が20代の女性を狙うのは気持ち悪いと思うのと同じように、20代の男性が母親よりも年上の女性に言い寄られるのも気持ち悪いものである。

関連項目編集

結婚 婚活

スカッとする話 シャーデンフロイデ

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