概要
妹の宮野志保は事故死したと聞かされた両親の研究を引き継ぎ、黒の組織の優秀な科学者シェリーとしてAPTX4869の開発を進めていた。
対して姉の宮野明美は、組織の監視はありながらも、組織の仕事には関わらず過ごしていた。自分の立場が危うくなっているときでも明美は気丈に振舞い、志保に薬を作るよりも彼氏の1人でもつくるよう姉らしい言葉をかけていた。
組織の監視があるために滅多に会えなかったが、姉妹仲が大変良かったことはいくつかのエピソードで語られており志保にとっても灰原哀として現在の保護者や仲間達に出会うまでは心を開ける唯一の存在は明美だけであった。
殊に劇場版第5弾『天国へのカウントダウン』では、亡き姉をしのぶ志保の不可解な行動がキーポイントの一つとなっている。
余談だが、一部読者には明美が日本人的見た目であったことから、「異母姉妹なのでは?」等と疑われることもあった(当時は志保の母親がイギリス人という情報だけだったためにハーフと認識されていたため。実際にはクォーターであり、日本人の血の方が比率的には多い)。