概要
八咫鋼、天狐と同じ御三家に数えられる宵ノ坂の現当主で荒覇吐呑子の父親でもあり、最大霊力値が約6000万且つ霊装結界も使用可能と御三家だけに作中でもかなりの実力者。
息子の酌人が狭霧を気に入ったため彼女と婚約させるべくやってきたが、実際は魔境院逢牙との戦いで霊力を使い過ぎてゆらぎ荘メンバーが軒並み弱体化していた状態で狭霧の危機を餌にしてまとめて潰そうとするのが真の目的だった。
狭霧の魂の尊厳を踏み躙るかのように煽ったり結納の儀を妨害した雲雀を「しつけ」と称して嬲りものにしようとするなど性根は陰険で、徹底抗戦の意思を見せたゆらぎ荘・誅魔忍連合の眼前で誅魔の里を鬼火砲の爆撃で焼き払うなど家族以外のものを何とも思っていない自己中心的な性格。
その反面、正月には家出同然の呑子の里帰りを許したり(呑子の里帰りは母方の実家の可能性もあるが)遥か格下の誅魔忍に負けた酌人に「宵ノ坂の名に泥を塗った」と憤りつつも「子の不始末の尻拭いは親の役目」と当主らしい一面も見せている。