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概要編集

本名:伊藤 直(いとう ただし)、1939年〈昭和14年〉6月16日生まれ。東京市神田区(現:東京都千代田区)出身。愛称は「カントク」。サングラスにちょび髭がトレードマーク。口癖は「すごいですねぇ」「ほとんどビョーキ」。


日大を卒業後、日本教育テレビ(現:テレビ朝日)のアシスタントディレクターを務めた後、1964年、岩波映画製作所にて羽仁進に師事して助監督となる。


初監督作品は成人映画の『狂い咲き』(1965年)で、以後多数のピンク映画作品を手がける。1960年代から1970年代にかけて、約250本の作品を撮影した。


成人映画のみならず、『下落合焼とりムービー』(1979年、企画・脚本:赤塚不二夫)や『欽ちゃんのシネマジャック』(1993年、企画:萩本欽一)などの一般作品も制作した。


テレビ番組にも進出。テレビ朝日の深夜番組『トゥナイト』『トゥナイト2』に通算で約21年間出演し、主に性風俗関係の話題をリポートした。

テレビ進出で山本の知名度はさらに上昇し、性風俗に関するルポルタージュは後のライフワークともなる。この番組で生まれた「ほとんどビョーキ」というフレーズは流行語に取り上げられるほど有名となった。


その後、テレビ朝日のワイドショー『ワイド!スクランブル』にコメンテーターとして出演し、北朝鮮問題や、エイズ問題を取材し取り上げた。

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