「余計な仕事増やさないでくださいよ」
「ならば少しだけ…本気を見せてやろう」
CV:小林裕介
概要
世界征服を目論む超能力者の組織『爪』に所属する、ボス直属の幹部『5超』の1人。通称“植物使いの峯岸”。
性格
5超の中でも特に冷静で洞察力が高く、相手の戦力の分析も的確に行う。他のメンバーと違って、場合によっては一般構成員に補助を指示するなど、頭脳的・効率的な戦闘を展開する。
他の幹部と同じで自分の能力に自信を持っているが、慢心でピンチになる場面自体はあまりない。ピンチになる時は大体、相手が悪すぎる時である。
容姿
眉なしと鋭い目付きが特徴で、基本的に無表情。短めの髪は、アニメ版では薄く紫がかかっている(画像左)が、アプリ版では金髪だったりする(画像右)。よく手元には『食虫植物図鑑』を携えており、時々出現させた植物に腰掛けて読んでいる。
その能力故か、彼が登場する際は大抵足元から大量の花が生い茂るため、1人だけ背景が違って見える。
能力
端的に表すと「植物を操る」。自身のエネルギーを送り込む事によって、植物を無尽蔵に成長させる。成長した植物は通常個体のそれとは比べ物にならない程の大きさ・長さ・強度を誇り、攻防に高い性能を発揮する。戦闘時は植物を操るだけで事足りるため、彼自身はその場から一歩も動かない場面が多い。
植物そのものを作り出す訳ではないはずだが、アスファルトの地面やビルの床など、様々な場所からジャングルの如く植物を出現させている。一般的な植物の蔓や根の他に、ウツボカズラやハエトリグサなどの食虫植物も多用している。
ちなみに彼自身は、植物が特別好きという訳ではないらしく、あくまで都合のいい道具としてしか捉えていない様である。
作中の動向
『爪』の世界に対する宣戦布告に伴い、組織の内部崩壊を狙った外人部隊を他の幹部と共に鎮圧。町の大破壊の後は調味文化タワー内で待機し、将や律らが町に侵入した際にはこれを迎撃。彼等を先に行かせた将の仲間達を制圧する。
その後やって来たモブとも対決。部下達の補助も上手く活用し、彼とほぼ互角に渡り合う。途中参戦した魔津尾の悪霊も難なく対処するが、運悪く解放されてしまった彼によって状況は一転。植物の制御を乗っ取られ、巨大な植物に自分自身が殺されそうになる。
モブの説得によって何とか命は助かったものの、そのまま意識を失い戦闘不能となった。
モブと統一郎の最終決戦時には意識を取り戻し復活。タワー上部から投げ出された霊幻や芹沢達を「彼(モブ)には借りがある」と言って植物で救出した。
以前から統一郎の本性は察しており、今回の事態もある程度予測していた様である。
事件が収束した後は、能力の事を隠して生花店に勤務している。普通に働いて生活する事に苦労しながらも勤務態度は真面目。
神樹による騒動では能力で真相を察知し、根を介して命令を送り問題を解決しようとしたものの、逆にエネルギーを吸い取られその場に倒れ込んでしまった。騒動が落ち着いた後は無事復活した模様。
かつて命を救われたモブの事は気にかけている様で、彼が来店した際にはサービスしたりしている。また、おまけ漫画では植物と親しげにあいさつを交わしており、植物は道具という認識もいくらか改まったらしい。