概要
1932年生まれ、鹿児島県出身。
声優の麻生美代子の夫としても知られている。
演出する映画作品は100回は観ており、玄田哲章によれば、「とある作品で起用された声優が『割り振られた役が自分には合ってないんではないか』という話をしたところ『僕はこの映画、100回は観てるんだよ!!』と一喝したことがある」という(が、この件左近允側のミスだった)。
台本直しには2時間近く時間をかけ、その後、最初から最後までぶっつけで録るという演出スタイルであった。
ギリギリまで手直しをすることから台本は黒々としており、玄田曰く「何処を読めばいいかわからなかった」というエピソードがある。
三ツ矢雄二によれば「アフレコ時に『セリフが収まりきらないのでは』と弱音を吐くと『入ります』と自信を持って答えられた」とのこと。
2008年3月10日、偽膜性腸炎のため死去した。