巨大綾波レイ

きょだいあやなみれい

巨大綾波レイとは、『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版『Air/まごころを、君に』あるいは『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』に登場した綾波レイの巨人姿の通称である。

概要

ターミナルドグマに安置されているリリスの肉体と融合し、巨大化した。

はじめは青空ほどの背丈だったが、その後更に巨大化し、宇宙空間に突き出るまでになった。

肌は純白（比喩ではなく、絵の具を塗ったような白）で、目は赤く、宇宙に突き出た際は6対の翼が生えた。

生命を全てL.C.L.の海に還元し、人類補完計画を完遂する。

シンジが補完を否定した後は体が崩壊し、顔半分が地上に残る形となった。

貞本漫画版では他人のいる元の世界を望んだシンジの願いを聞いた後、崩壊した体は雪となって地球に降り注いだ。その際、セカンドインパクトで常夏になっていた地軸も元に戻してくれたようである。

本作ではリアル寄りにしたフルCGで描写され、宇宙空間に突き出るほどに巨大な翼が生えた胴体は共通してはいるが胴体から切り離された生首と両手が浮いているという異物感が極めて大きい。

人間ではなく石膏像のような質感のあるデザインになっている。最後はミサトによって攻撃され、中にいるシンジにネルフに止めをさすための槍が届いた。

なお、この時インパクトの中心にいたのは碇ゲンドウのため、綾波レイではなく容姿がほぼ同じ碇ユイの可能性もある。