【注意】この記事には『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の重大なネタバレを含んでいます。閲覧の際には十分ご注意下さい。
概要
完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の終盤にて登場した、綾波レイのロングヘアー姿の通称。
その正体は、2作目『破』の終盤にて、第10の使徒にEVA零号機ごと吸収され、碇シンジの覚醒したEVA初号機によって救出されたに見えたが、3作目『Q』にて初号機のコアに同化したままであったあのレイである。
物語の終盤、真希波・マリ・イラストリアスのEVA8号機と共に碇ゲンドウとの決戦に臨むシンジ。マイナス宇宙を進む中、綾波の名を呼ぶと8号機のエントリープラグ内に空間ゲートが発生し、潜った先には初号機のエントリープラグ、そして肉体を失いながらも14年間も初号機を守り続けた綾波の姿があった。
シンジに破のラストでエヴァに乗せられないように頑張ったのに結局乗せることになってしまったと謝りつつ、シンジのエヴァに乗りたいという発言を受け、「お願い」とバトンタッチする。会話はアヤナミレイ(仮称)と比べかなり流暢で普通の会話になっており、二人の長い関係を感じさせた。
外見
14年間髪の毛を伸ばしっぱなしにしたようなもっさりとしたヘアースタイルになっている。
今まで綾波レイの髪型は旧劇場版の巨大綾波レイやエヴァンゲリオンANIMAの綾波レイ達などの例外を除けば、「青髪のショートカットスタイル」というのが定着していた。普段とのギャップに「かわいい」「大人っぽくなった」など好評である。
余談
エヴァの搭乗者はエヴァの呪縛なるもので身体的な変化を固定される作用があるようだが、頭髪だけは伸びる特徴があるらしい。
マリは髪が伸びることについて「紛れもなく人間である証」と言っており、このロング綾波という描写は、ユイのクローンとして設計され、肉体さえ失った綾波レイが紛れもなく人間である証である。
関連イラスト
予言者
これらのイラストは映画公開前に描かれたものであり、「綾波✕ロングヘアー」のテイストで描かれた作品となる。