シン・エヴァンゲリオン劇場版:||で登場した概念。
以下、ネタバレ注意。
シンジ「これは...黒いリリス?」
ゲンドウ「お前の記憶ではそう映るのか。」
ゲンドウ「”エヴァンゲリオンイマジナリー”。葛城博士が予測した現世には存在しない、想像上の架空のエヴァだ。虚構と現実を等しく信じる生き物。人類だけが認知できる。」
概要
空想上の架空のエヴァンゲリオンと説明される存在。
エヴァンゲリオンという名前だが、兵器、あるいは儀式の道具として作られたこれまでのエヴァンゲリオンとは違い、最初からそこにある概念というべき存在。通常ヒトには手出しできず、認知することもできない空間であるマイナス宇宙に鎮座しており、それ故にこれを認知する者次第で見え方が変わる。シンジの目からは黒いリリスに見え、ミサト達ヴィレの面々には巨大な綾波レイの生首と両手首であった。
ゲンドウはこのエヴァンゲリオンイマジナリーを現実世界へと現出させることによって、虚構と現実を一つにするアディショナルインパクトを行おうとした。
その他
エヴァンゲリオンイマジナリーが現実世界へと姿を現した後、エヴァインフィニティの大群が緑色の十字架に包まれた後、首がない綾波レイのような姿へと変わる。その後、エヴァンゲリオンイマジナリーは巨大な翼を広げるが、これは新世紀エヴァンゲリオン air/まごころを、君にに登場した巨大な綾波レイから生えていた翼と同じであり、エヴァンゲリオンイマジナリーは切り離された手首で自分の生首を抱えるような形をして翼をはやした。これも、同作品に出てくる巨大な綾波レイが黒き月を抱えるシーンと同じである。このように、エヴァンゲリオンイマジナリーは新世紀エヴァンゲリオン air/まごころを、君にに登場した巨大な綾波レイと同じ動きをよくしていることがわかる。