概要
2017年10月13日より期間限定で開催されたシリーズ系イベント。
- 2018年3月16日には第2弾
- 2021年3月31日には第3弾
がそれぞれ開催された。
白猫プロジェクトのシリーズもののイベントの中でも人気が高く、特に第1弾から登場しているアイシャ・ジュダは白猫プロジェクト内における人気投票にあたるKINGS CROWN2にてそれぞれ男性入賞・女性入賞に選ばれたり、同じく人気投票にあたる茶熊学園第4期でも、二人とも入学生に選ばれている。
アイシャに至っては単独で公式フィギュア化に関する投票が行われるなど、その人気の高さがうかがえる。
帝国戦旗 ~The Undertaker~
あらすじ
物語の舞台は、世界有数の巨大国家<帝国>。
皇帝ただ一人に仕える男、ジュダは謎の女アイシャと共に、
帝国に迫りくる脅威に挑む――
ガチャ登場キャラ
CV:井上麻里奈
狩猟戦旗に所属する女性。第十戦旗を担う。
新たに狩猟戦旗に加わったジュダと共に、レヴナントを追う。
CV:子安武人
帝国の棺の名で知られる、帝国第十三軍団に唯一人所属する男。階級は大佐。
友人でもある皇帝直々の命により、元老院に所属する特務機関<狩猟戦旗>に新たに設けられた第十三戦旗の旗手に迎えられた。
主要人物
CV:古川慎
狩猟戦旗に所属する男。
狩猟戦旗のリーダー的存在で、よく作戦会議や集会などで司会を務める。
<穢れた白>の異名を持ち、<不在の戒め>という名の糸で敵の捕縛等を行う。
暴走状態に陥ったジュダをわずか一手で無力化するほどの実力者。
CV:相良茉優
画像右の女性。
狩猟戦旗に所属する女性。
主に情報収集やデータの解析、魔法を使ったカモフラージュなど、狩猟戦旗全体のサポートを担当する。
CV:菊池勇成
帝国の玉座に建国当時から座すネズミの獣人。
たまに王宮から抜け出したりする。
ツァラ
CV:佐原誠
「簒奪者」「双頭の竜」など、複数の名で呼ばれる謎多き男。
六百年前に一度、皇帝からその座を奪ったことがある。
その後、帝国と七王国(現在の連邦)が聖地ディルムンで戦争を行った際、突如<大いなる獣>という神獣が現れると同時に、ツァラは戦地から姿を消す。
結果、ツァラは多くの謎を残して歴史の闇に消えた。
彼の物語は現在も帝国内で人気のオペラの題材となっており、建国記念の日には彼のオペラが開演される。
ネタバレ注意
ミゲルとハビエル
CV:佐原誠
ツァラの複製品にして二重人格者。
レヴナントに所属する。
今ストーリー内を通じて登場したツァラという人物はこの男である。
ハビエルはレヴナントに居た頃のアイシャの育成担当者であり、アイシャは彼の気まぐれでレヴナントから脱走することができた。
あくまで育ての親という意味での父親発言であり、ハビエル並びにツァラとアイシャの間に血縁関係はないのであしからず。
帝国戦旗Ⅱ REQUIEM
2018年3月16日から期間限定で開催されたシリーズ第二弾。
<帝国>の狩猟戦旗と<連邦>のV.O.Xの二つの視点で物語が展開されている。
構成としては
- 序章・帝国編
- 序章・連邦編
- chapter1「帝国編」
- chapter2「連邦編」
- chapter3「決戦編」
- 「アフターストーリ-」
となっている。
あらすじ
帝国の異能集団<狩猟戦旗>は、
秘密裏に入手した重要情報の真偽を探るべく、
連邦に潜入した。
一方、
連邦の特務機関V.O.X(ヴォックス)も、
水面下で動き出した陰部を追う。
動乱の渦中で激突する両者――
戦いの果てに見えた真実とは……?
ガチャ登場キャラ
CV:井上麻里奈
狩猟戦旗に所属する女性。第十戦旗<業火>を担う。
帝国軍人の墓所にて、我儘を暴走しそうになるジュダに対して<拒絶>を使用し、彼の十三軍団としての能力を封じてしまう。
カフェでの一幕にて、撃たれた諜報員に接触しようとしたものがエリスであると、彼女の服装や立ち振る舞いから一瞬で推定するなど、戦闘員としてだけでなく分析官としての能力も見せる。
CV:ゆかな
連邦の特務機関<V.O.X>に所属する少女。コードネームは<01(ゼロワン)>
V.O.Xの最初の構成員である<01>を与えられるが、基本的には事務とお茶くみを任せられる。
カフェでの一幕にて、撃たれた諜報員を介抱したアイシャが只者ではないことを見抜くなど、何らかの能力はある模様。
カテリーナからはおまじないとしていつも飴をもらっている。
少年期の記憶がない。
CV:子安武人
帝国第十三軍団の唯一の構成員にして、狩猟戦旗の第十三戦旗を担う男。
帝国軍人の墓所にて、我儘が暴走してしまった際、アイシャの<拒絶>により我儘を拒絶されたことで、これまで使用してきた十三軍団としての能力(魔獣化や嗅覚、影の操作など)を封じられてしまう。
それでもその身体能力はすさまじく、能力を使えないにもかかわらず銃弾を掴んだり、数十メートルの高さを跳躍したりなど、異次元の強さを誇る。
埋葬者とはお互い顔見知り。
CV:三上哲
連邦の特務機関<V.O.X>に所属する男。コードネームは<09(ゼロナイン)>
黒い肌に白い服、左手の義手が特徴。
少年期は<嵐の国>の貧民街で育った戦争孤児であり、アッシュとはそこで育った腐れ縁同士。
もう一人、妹のように可愛がっていた少女がいたが、その娘の名前をなぜか忘れてしまっている。
主要人物
CV:古川慎
狩猟戦旗に所属する男。第一戦旗(司令官)を担う。
狩猟戦旗のリーダー的存在だが、今回は別の任務で現場指揮から離れている。
が、なぜかヴェルガ王国首都に現れており……?
CV:相良茉優
狩猟戦旗に所属する女性。第十二戦旗を担う。
分析官として狩猟戦旗のサポートを行う。
19話にてどこかに今回の件についての結末を報告しており、なにか裏があることを示唆している。
CV:西田望見
狩猟戦旗に所属する女性。第二戦旗(副司令官)を担う。
出張で不在のキリエの代わりに現場の指揮を執ることとなる。
神獣の血を引く元老院たちですら恐れされる<夜会の青い蝶>その人であり、帝国の伝説の一つに数えられる。
実体を持つ幻を帝国内から連邦に蝶を介して送り込むなど、得体の知れない能力を持つ。
アッシュ
CV:大泊貴揮
連邦の特務機関<V.O.X>に所属する男。コードネームは<04(ゼロフォー)>
常にガスマスクを着けており、素顔は不明。
<掃除屋>と呼ばれている。
少年期は<嵐の国>の貧民街で育った戦争孤児であり、サイファーとはそこで育った腐れ縁同士。
カテリーナ
CV:大橋世津
<聖王家>アルビオン家の女当主。大公の称号を持つ。
サイファーから「バアさん」と呼ばれるなど、年齢は高い方と思われる。
秘密裏に特務機関<V.O.X>を設立しており、そのことについて連邦議会で激しい非難を浴びるが、連邦を巻き込んで引き起こる<聖王家>のお家騒動を鎮静化することと、その責任をすべて自分が請け負うことを条件にV.O.Xを認めさせると言い、議会を終結させる。
V.O.Xのコードネーム<00(ダブルオー)>でもあり、彼女自らV.O.Xのブリーフィングに参加するなど、かなりの積極性が見られる。
埋葬者
CV:吉田真澄
パイドパイパーの首謀者。
元は帝国の人間で、元秘密情報部・対連邦部局長。本名はエグベルト・ヘルマン。
帝国に居た頃は、ただ疑わしいというだけで多くの人間を粛清したり、機密保持という名目で島をまるごと消すなど、行き過ぎた正義を行っていた。
結果的に帝国から追放されたが、連邦のパイドパイパーに身を置くようになる。
子どもたち
パイドパイパーの拠点であるヴェーザーベルグ城内に囚われていた子どもたち。
サイファーやアッシュなどの<嵐の国>貧民街で育った戦争孤児の仲間であり、ある晩に何者かによって連れ去られ行方をくらましていた。
パイドパイパーの実験によって人体の成長を止められており、子供の姿のままだが、実年齢はサイファーやアッシュと同じく二十歳を超えている。
パイドパイパーによって人間兵器<概念兵>にされてしまい、全員司令官と親の命令に忠実な兵隊となる。
ツァラ
CV:佐原誠
九人のツァラのクローンと<闘争のルーン>を用いた儀式によって復活した『簒奪者』。
埋葬者に<我欲のルーン>を与える。
19話にて埋葬者の結末を嘆きつつ、自らが舞台に上がり幕を下ろすと語った。
その傍らには、なぜかすべて活動停止したはずの<概念兵>が……
その他の登場人物
冬の国を治める女王。
連邦議会に出席し、カテリーナが秘密裏に特務機関を結成していたことに何か疑いを持つ。
剣の国の代表として連邦議会に出席した剣誓騎士団団長。
議会にて議員の一人に「剣誓の青二才」と罵られる。
盾の国の国王。
「剣誓の青二才」と罵られたディーンをなだめつつ、馬鹿にした議員を「成り上がりの小物議員」と言い返している。
ドルフ・ベイカー ロバート モッコス
それぞれ、帝国の陸軍大将、バルデミア公、ヒゴ教大僧正。
帝国の秘密情報部が仕入れた反逆者リストに名前が載っていた者たち。
その真偽を確かめるため、狩猟戦旗は連邦に潜入することとなる。
ブランド
黒煙の島の視察団を指揮する男。階級は大佐。
『帝国編』終盤にて、埋葬者が手配したヒットマンに視察団共々殺される。
ボリス
ヴェルガ王国武官。
武官とあるが、ヴェルガ王国の諜報機関の局長でもある。
パイドパイパーの計画にも関わっているが、V.O.Xが接触を図ったことで裏切る素振を見せる。
ガルボ
パイドパイパー研究員に概念兵の増員を要請した人物。
研究員の会話や埋葬者の考え事に突然登場したため、その詳細はわからなかったが……
マデリーン・ギラム
帝国の秘密情報部に所属する男。
アイシャに能力強化手術を行った者だが、それ以上のことは不明。
帝国戦旗Ⅲ The Phantom Order
あらすじ
狩猟戦旗――
其れは帝国の闇を知り、
闇を暴く者たち。
新たに与えられたオーダーは
アイシャの殺害。
今、策謀うずまく舞台の幕があがる。
出典:帝国戦旗Ⅲ The Phantom Order特設サイト
ガチャ登場キャラ
CV:井上麻里奈
狩猟戦旗・第十戦旗<業火>を担う女性。
バルキオル大公の命により他の狩猟戦旗から命を狙われることになる。
アゾニオ島の監獄で行われていた実験のことを知っており、その過程でクエスタのことを知る。
CV:子安武人
帝国第十三軍団唯一の構成員にして、狩猟戦旗・第十三戦旗を担う男。
皇帝からの言葉もあり、今回は狩猟戦旗に狙われるアイシャを助けることを選ぶ。
CV:小林親弘
期間限定イベント『SERIOUS BREAKER』に登場した男。
自らが生まれた理由を探すため、レヴナントを追って帝国にたどり着く。
帝国に到着して早々に何者かに襲われていたニナを助けており、そのままレヴナントの情報を報酬にニナの依頼を受けてアイシャを助ける。
(『SERIOUS BREAKER』やったことないんで個別記事の制作お願いします)
CV:西田望見
狩猟戦旗・第二戦旗(副司令官)を担う女性。
狩猟戦旗内に潜む裏切り者を探すために行動する。
その正体は、十二柱の神獣と帝国の盟約によって生まれた、帝国の守護者。
主要人物
CV:古川慎
狩猟戦旗・第一戦旗(司令官)を担う男。
今回もパイドパイパーの残党狩りやツァラの追跡のため、現場から離れる。
ヴェロニカに狩猟戦旗内に潜む裏切り者を探す旨を伝えるが、一番胡散臭いのでヴェロニカに一番警戒される。
CV:松本大
狩猟戦旗・第三戦旗を担う男。
スキエンティアの組織である<花園>に所属しており、帝国に対して特段思い入れがあるわけではない。
CV:綿貫竜之介
狩猟戦旗・第四戦旗を担う獣人の男。
救国の英雄と呼ばれる狩猟戦旗初代指令だが、その実ただ死合いたいだけの戦闘狂。
死合うためならたとえ狩猟戦旗内に裏切り者がいてもお構いなしにアイシャに襲い掛かる。
拳を使ったシンプルな戦闘方法をとり、シンプルゆえに隙や穴がない。
また、ただの戦闘狂というわけではなく、攻撃を無効化する<拒絶>の概念に対して多段攻撃に変更して対処するなど、戦闘IQも高い。
CV:永峰遙
帝国陸軍特殊作戦群所属にして、狩猟戦旗・第五戦旗<覇剣>を担う女性。
初期に頃に登場したトモエの母でもある。
戦術流という戦闘技術の使い手で、<帝国の剣>と称される実力者。
斬撃を飛ばしたり、概念そのものを斬ることができる。
CV:天﨑滉平
狩猟戦旗・第六戦旗<聖絶>を担う男。
帝国の災厄とも呼ばれる。
四百年前に帝国に侵略してきた雷帝の魔王であり、その時は帝国国土の三分の一を略奪した。
当時の狩猟戦旗メンバー全員とジュダの手によって封印され、現在は皇帝の慈悲により虜囚の身となる。
死を超越しており、四百年経過している現在ですら殺害する方法がわかっていない。
そのため現在も五つの封印を行使し、狩猟戦旗として使われている。
CV:藤原祐規
狩猟戦旗・第八戦旗<鬼哭>を担う男。
通称<料理人>。
過去の経歴がすべて抹消されており、その正体は不明。
<腐食>の力と、触れたものを<切断>する能力を持つ。
本人が言うには、概念使いとは違う力らしい。
元老院に対して悪感情を抱いている。
CV:相良茉優
狩猟戦旗・第十二戦旗を担う女性。
クレハと思わしき人物に狙われ殺されかけたところ、偶然帝国に来たばかりのクエスタに助けられる。
その後はクエスタに強力してもらいながらアイシャを助けることにした。
皇帝
CV:菊池勇成
1000年以上帝国の頂点に座すネズミの獣人。
ジュダに、自分以外の友人も守ってほしいという旨を伝え、アイシャを助ける一因を作ってくれた。
バルキオル大公
「帝国戦旗 〜The Undertaker〜」にて皆殺しにされた元老院の唯一の生き残り。
元老院の中では比較的温厚派で、ツァラ復活に関わっていないため殺されなかった。
それでも元老院の弱体化には変わりないため、何としてでも権威を維持しようとする。
あくまで比較的温厚というだけで、他の狩猟戦旗に言わせてみれば、彼もクズには変わりない。
ペンローズ議員
CV:綿貫竜之介
パイドパイパーの残党に当たるフロント企業とつながりを持つ帝国議会の議員の一人。
アイシャとレヴナントとの間の関係を何者かから知り、そのネタと狩猟戦旗内の裏切り者を使い元老院、並びに狩猟戦旗の弱体化を図る。
アイシャとジュダの目撃からヴェロニカに殺害されたと思われていたが、ヴェロニカ本人曰く、ペンローズ議員は帝国の脅威にしては力不足であり、帝国の敵とみなせないため殺せないと語っており……
ツァラ
最終話に登場。
狩猟戦旗の裏切り者の顛末を聞かされても、たいして気にも留めなかった。
開幕の時が近づいているのを示唆していた。
帝国戦旗Ⅳ The Rondo
あらすじ
帝都に暗雲がたち込めていた。
異なる信条を掲げ衝突する市民たち。
混乱に乗じて権力拡大を狙う軍部。
事件の背後で暗躍する“簒奪者”ツァラを仕留めるため、
ジュダとアイシャは帝都の闇を駆ける――
出典:帝国戦旗Ⅳ PV概要欄
ガチャ登場キャラ
万象を拒絶する者アイシャ
CV:井上麻里奈
狩猟戦旗・第十三戦旗<業火>を担う女性。
二人組分けでも、いつも通りジュダと組むことになる。
皇帝の爪牙ジュダ
CV:子安武人
帝国第十三軍団の唯一の構成員にして、狩猟戦旗・第十三戦旗<葬送>を担う男。
六百年ぶりに姿をちらつかせたツァラを今度こそは打ち倒すと皇帝と共に決心する。
主要人物
皇帝
CV:菊池勇成
建国以来、1000年以上帝国の頂点に座すネズミの獣人。
12話にてついにツァラの手によって直接殺害されてしまう。
死の間際、
「――ジュ、ダ――」
「――あ……る、な――」
と言い残しており、アイシャはその真意を読み取り逆転の一手を模索する。
ツァラ
CV:佐原誠
六百年前に一度、現皇帝からその座を奪った『簒奪者』。
そして六百年前の再演と言わんばかりに再び帝国に現れる。
12話にてついに皇帝の殺害、そして玉座への帰還を果たしてしまう。
その様子を世界中に発信しており、そこで改めて世界に宣戦布告を行い、混沌をもたらすことを宣言した。
その他の登場人物
CV:古川慎
狩猟戦旗・第一戦旗(司令官)を担う男。
今回も根回しに回るため、現場を離れることになる。
CV:西田望見
狩猟戦旗に所属する女性。第二戦旗(副司令官)を担う。
最近、ロキの封印権限の扱いが雑になってきている。
皇帝死亡に伴い、<契約>が履行終了してしまい、消滅はしなかったものの力が弱まる描写が…
CV:松本大
狩猟戦旗・第三戦旗<破邪>を担う男。
今回の一件にレヴナントが国外でも関わっており、その対処にあたるため招集には不在。
ツァラの宣戦布告をスキエンティア近海の小島でも見ており、帝国が悪に堕ちるなら容赦しない意志を示す。
CV:綿貫竜之介
狩猟戦旗・第四戦旗を担う獣人の男。
二人組分けではクエスタと組むことになる。
皇帝が殺害された際は、クエスタの落ち着きに感心し、彼と共にどこかに駆け出す。
CV:永峰遙
帝国陸軍特殊作戦群所属にして、狩猟戦旗・第五戦旗<覇剣>を担う女性。
陸軍の活動に参加するため、招集には参加していない。
ジュダとの暗号のやり取りで、今作戦では軍上層部の裏切り者の発見と排除、暴走気味の実働部隊の抑制を目的として行動していることを明かす。
CV:天﨑滉平
狩猟戦旗・第六戦旗<聖絶>を担う男。
二人組分けの際、ヴェロニカと一緒になることに文句を言う。
皇帝死亡と契約終了により弱体化したヴェロニカをあざ笑うものの、なにかを感じ取る。
CV:小林親弘
狩猟戦旗・第八戦旗<酔客>を担う男。
二人組分けではルドラと組むことになる。
<保守派>の武器の流通について(一人で)調べており、ツァラの居場所が第三倉庫街であることを導く要因を作る。
CV:相良茉優
狩猟戦旗・第十二戦旗を担う女性。
今作戦でも全体のバックアップを担当する。
皇帝死亡の際は国外逃亡も考えるが、直後に現れた<概念兵>に襲われ、それどころではなくなりその場を切り抜けるため走り出す。
バルキオル大公
元老院唯一の生き残り。
狩猟戦旗に対して、帝都の混乱を収拾せよという命令を下す。
連邦の特務機関<V.O.X>の新たな<00>。
皇帝死亡とツァラの宣戦布告に対し、全面戦争はなんとしてでも避けようと行動を始める。
連邦加盟国<冬の国>の女王。
ツァラの宣戦布告に対して逆に攻撃を仕掛けようとする。
臨時議会開催中にこの配信が始まったことに違和感を覚え、連邦内にも裏切り者がいることを察し慎重に行動を始める。
帝国海軍に所属する二人。
皇帝死亡に際し、上層部も混乱するため、指揮系統がはっきりするまでの間は独自の作戦行動をとることになる。
その間に他国の軍船が領海に侵入した場合は迎撃するよう決心する。
用語
帝国戦旗 ~The Undertaker~
<帝国>
アストラ島より、遠く遠く離れた海域にある巨大国家。
幾千もの島を統治下においており、その規模は世界有数。
詳しくは個別記事にて。
皇帝
一代で帝国という巨大国家を建国し、代替わりすることなく約1000年帝国の玉座に座す者。
十二柱の神獣たちと盟約を交わしており、神獣たちとともに帝国を繁栄させてきたが、その盟約はあくまで現皇帝が生きている間のみ有効な盟約のため、現皇帝が死亡すれば盟約の履行は終了し、神獣の血を引く貴族たちの覇権争いが起こってしまう。
そのため皇帝は死ぬわけにはいかず、現在はその身体の大半を機械に作り替えて生きながらえている。
詳しくはこちらを参照。
元老院
詳しくはこちらを参照。
帝国議会
詳しくはこちらを参照。
反皇帝派
帝国内でも特に過激な活動を行うことで知られる勢力。
現皇帝を廃し帝国の改革を目的としている。
帝国の舞台裏で働く特務機関。
元老院直属の部隊で、ジュダからは「元老院の飼い犬」とも呼ばれてしまう。
詳しくは個別記事にて。
帝国第十三軍団
<葬送>の十三軍団とも呼ばれる。
本来は存在しないものとされているが、帝国内の一部のものはその存在を認知している。
構成員はジュダ一人のみ。
帝国の皇帝に仇なす者に棺を送りその者を抹殺する使命を持つ。
また、皇帝自らが死したる際には、彼がその棺を運ぶという。
レヴナント
はるか古から存在する影の組織。
現皇帝からその座を奪おうと策略している。
その全容は明らかになっていない。
<烙印のルーン>
人を魔物に変えてしまう危険なルーン。
帝国戦旗 ~The Undertaker~にて、レヴナントや反皇帝派が国家転覆のため、大量に仕入れていた。
<大いなる獣>
2周年イベント『Soul of Knights』内に登場した神獣。
聖地ディルムンで戦が起こるたびに目覚め、破壊の限りを尽くす無敵の存在。
九人の英雄が戦争を和平という形で終結させると、その神獣も次に聖地で戦争が起こるまでの間、長い眠りにつき自らを封印する。
上記のようにツァラが六百年前から歴史の闇に埋もれていた理由がここにあり、ツァラは六百年前にさらなる力を求めてこの神獣を取り込んでいたのだ。
(ジュダと皇帝の「双頭の竜は倒した」という会話や、歴史書にツァラという人間に関する記述が「神獣が現れたと同時に姿を消した」を最後に全くないことから、正確には自身を神獣の中に取り込ませたと思われる。)
ツァラが「双頭の竜」の名で呼ばれていたのは、この取り込んだ神獣の見た目が二つのドラゴンの上半身を組み合わせた見た目だったためである(詳しくは「白猫プロジェクト ベルルム」で検索、またはルーンメモリー内にある2周年イベント『Soul of Knights』をプレイしてみるとよい)。
だが、当時の九人の英雄が和平を結んだことで封印され、それから六百年近く復活と九人の英雄による封印を繰り返す。
だが、『Soul of Knights』終盤でミューレアが<闘争のルーン>を持ち出し、そして現在にて、九人の英雄に見立てた『9人のツァラのクローン』と<闘争のルーン>を用いた儀式を行うと、9人目のクローンに真のツァラの意識が宿ってしまう。
<大いなる獣>を取り込んだ彼の力は絶大で、その場にいたレヴナント構成員や元老院たちのソウル、ミューレアさえも一瞬で消滅させる力を持つ。
こうして六百年間歴史の闇に埋もれていた簒奪者は、歴史を振り返っていた彼女を除いて人知れず現代に蘇ったのだ。
<闘争のルーン>
聖地ディルムンに納められていた<大いなる獣>が眠るルーン。
2周年イベント『Soul of Knights』終盤にてミューレアが持ち出す。
帝国戦旗Ⅱ REQUIEM
<連邦>
多数の加盟国により構成される国家の集合体。
世界有数の連合国家であり、剣の国や盾の国、冬の国や嵐の国など、白猫プロジェクト内に登場する何人かのプレイアブルキャラの出身国も含まれる。
帝国とは敵対関係にある。
<連邦議会>
連邦内で構成される議会組織。
連邦全体の方針を決める重要な議会を行う。
<聖王家>
世界の中でも特に深い歴史を持つ有力な貴族。
中でも本家にあたる<アルビオン家>は強力な権力を持ち、『聖王家=アルビオン家』と考えてもよいほどの力を持つ。
連邦の誕生に深く関わっており、その際資金などもかなり提供していたため、聖王家は連邦の中心となる(あくまでシンボルとしてのため発言力はなく、連邦に参加する国のいくつかは聖王家を甘く見るようになる)。
そのためカテリーナ大公が秘密裏に特務機関の存在が判明した際は、聖王家を警戒するようになり、議会では議員たちが強く批判した。
帝国戦旗Ⅱ時点では、当主のカテリーナ大公を中心とする<主流派>と彼女の弟の一人が率いる<革新派>に分裂して、お家騒動を引き起こしている。
<聖王の指輪>
アルビオン一族であるということを証明する指輪。
持ち主の男曰く、「親とも呼べねえクズどもの、ほんの少しの気まぐれ」とのこと。
<V.O.X(ヴォックス)>
カテリーナ大公が他の連邦加盟国にも秘密に結成した特務機関。
連邦の秩序と平和を維持することを目的として結成したという。
連邦内外における情報収集を主な活動とするが、時には狩猟戦旗が行うような後ろ暗い任務を行うこともある。
構成員は皆、狩猟戦旗と同様に高い戦闘能力を持った精鋭揃い。
パイドパイパー
連邦に潜む非合法組織。
ドグラの実やワスカの葉といった違法薬物を資金源とする。
ヴェーザーベルグ城という古城を買い取り、そこを研究施設兼倉庫として利用している。
ドグラの実
ワスカの葉
<我欲のルーン>
埋葬者がツァラから受け取った緑に光るルーン。
対象の我儘を暴走させて、我欲の強さに応じた力を与える効果を持つ。
対象が常に思うがままに我儘ならば効果はないが、自身の我儘を抑え続けているジュダに対して効果は絶大。
また、ジュダの我儘は世界を滅ぼすほどの力を持つ我儘のため、実質的にジュダを島を滅ぼす核爆弾に変えることができる。
という、完全なるジュダ対策メタ。
それだけにとどまらず、埋葬者自身に使用してジュダと互角に渡り合うことも可能な異形の姿に変身することもできる。
概念使い
アイシャをはじめとした概念を司る者たちの別称。
レヴナントが研究していたもの。
ルーンの持つ概念を移植することでその概念を操ることができ、また、概念の解釈を広げることでそれまでできなかった強力な概念操作を行うことも可能。
当然ながら、概念を人体に移植するという行為は極めて危険で、大抵の場合はルーンの概念と融合し、おぞましい結末を迎えることとなる。
特にアイシャの持つ<拒絶>は危険で、アイシャ以前の被験者たちの多くは自己の存在を拒絶してしまい、想像を絶するような凄惨な最期を遂げてきたのだという。
ヴェルガ王国
連邦内でも歴史が古い国。
七王国時代から存在しながら、その領土は変わらないという古豪。
連邦議会の開催地でもある。
首都に連邦諜報機関の拠点、トロンボー邸が存在し、アイシャ・ジュダに潜入されいくつかの機密情報を読み取られる。
黒煙の島
連邦と敵対している国の一つ。
ヴェルガ王国内で武器の密輸を行うため、視察団を送る。
内部情勢が不安定で、最近まで内乱が起こっていた。
<ブラックレター>
トロンボー邸内の記録の中に記載されていた作戦の一つ。
非合法組織A(パイドパイパー)を通じて帝国内で工作を行い、大量に国外協力者を得るという作戦。
うまくいけば帝国の重要情報が連邦に筒抜けになる可能性がある。
リストにはドロフ・ベイカーやバルデミア公など、秘密情報部が仕入れた反逆者リストと同じ名前が記載されていた。
実は、ここに記載されている反逆者リストというのはすべてデタラメであり、パイドパイパーが用意した、狩猟戦旗(少なくともジュダ)を国内におびき寄せるための餌である。
帝国の秘密情報部はパイドパイパーにうまく利用されたのだ。秘密情報部ェ
埋葬者の発言から、本物のブラックレター作戦も存在しており、『決戦編』19話にてV.O.Xのアッシュが狩猟戦旗との取引で本物の反逆者リストを渡している。
ゼラニウムの花
ボリスの直属の部下の諜報員が死に際に言い残した言葉。
何らかの重要な暗号と思われたが、実際はそれっぽいだけで何の意味もない言葉。
ボリスが適当に決めた符丁とのこと。
ゼラニウムについてはこちらから。
聖マルクト病院
一年前に閉鎖された連邦内にある病院。
聖王家の革新派であるカテリーナの弟が理事長をしていた。
ボリスの部下の諜報員が持っていた銀貨に仕込まれていた幻影のルーンに映像として入っていた。
また、サイファーたちが持ち帰った、穴ぐらに残されていた暗号化されていた文書にもゼラニウムの花をここに移送したという文章が浮き出てきた。
<本店>
パイドパイパーの本部と思われる。
パイドパイパー研究員と助手との会話に一度出た切りで詳細は不明。
<概念兵>
パイドパイパーが研究していた人間兵器。
強い心と強い肉体、そして分かたれる事のない絆を持った者たちに洗脳と改造を加えることで、指定した時間になればその身を機械のように冷たく固い心と身体に変えてしまう。
戦闘能力は特段高いというわけではないが、回復能力がすさまじく、ジュダが与えた普通なら致命に至る損傷も数瞬で回復するほど。
<支配>の概念使いを司令官としており、司令官の命令には絶対。
司令官に命令すれば、対象を親と識別させることで<支配>の概念使いを介さなくても概念兵に命令することも可能になるなど、応用も効く。
帝国戦旗Ⅳにて、ツァラの手によって帝国各地に出現する。
帝国戦旗Ⅲ The Phantom Order
<ウェアウルフ>
帝国陸軍にかつて存在した特殊実験部隊。志願制。
センテリュオのルーンナイトと概念使いを組み合わせた改造人間をはじめとした強力な兵士たちを作り出す実験を行っていたが、ただ一つ成功例が生まれるもそれ以外の六百四十五人は実験に失敗し死亡。
その後は実用に値せずという判断が下ったのか、部隊の存在そのものがすべて抹消された。
帝国戦旗Ⅳ The Rondo
<葬争礼衣(シュラウド)>
『帝国戦旗Ⅲ』の後、裏切り者の身辺調査する中、帝国陸軍特殊実験部隊<ウェアウルフ>の研究データの一部が発見され、それを元に造られた強襲用強化服。
狩猟戦旗のメンバーの装備を制作する小さな店で、キリエのオーダーで開発が開始。
今ストーリーが始まる少し前に試作品が完成した。
内部に機構が組み込まれており、
- アイシャ:<概念>の操作精度向上と安定化を促す機能
- ジュダ:<神獣>の因子を制御することで、力に指向性を与えられる機能
という風に、それぞれの特性に合わせたものとなっている。
ただし、<ウェアウルフ>の研究が人命度外視であったことも事実であり、この強化服もまた、装着者の力を限界以上に引き出して壊してしまう危険もある。
一応、製作を担当した店舗の判断で機能制限(リミッター)をかけている。
自由に解除可能だが、その場合は命の保証はできないという。
<保守派>
現体制の打破を掲げる<反皇帝派>に対して、現状の体制の維持を求める勢力。
<反皇帝派>の構成員が人間が多いのに対して、こちらの構成員は獣人が多い。