幻流星
1
げんりゅうせい
台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。
「夢中幻曲,滄海沉月,渺渺青天星辰墜,
何為?何為?傾倒鮫人珠淚。」
地冥が奇夢人の姿で、魔始勢力と戦う時、血闇業火によって肉体が焼かれてしまう。肺と臓器が著しく破損し、身体機能が維持できない状態となった。その命を救うべく、雲海仙門の劫紅顏が禁術を使い、地冥と滄海淚鮫(そうかいるいこう)の体を結合した姿が幻流星である。
外見は奇夢人の顔に、ほぼ全身が青い鱗にまとった半魚人の容貌となった。瞳は緑色で、胸板と腹筋を露出している。半人半鮫であるため、定期的に水中に入って、鰓で呼吸しなければならない。奇夢人の魂が、滄海淚鮫の意識と共存する形で活動する。
滄海淚鮫はかつて、一族が滅亡された過去を持つ。滄海淚鮫は一族の生き残りであり、九天玄尊によって救出された。幻流星になるまでに、雲海仙門の内部で、氷に封印されていた。長年囚われていたため、最初は奇夢人のことをよく思っていなかった。
奇夢人との取引で自由を取り戻し、滄海淚鮫は奇夢人による肉体の使用権を許した。幻流星の姿で、叛神一族の造孽に接近する。その際に、代わりに雲徽子が奇夢人の姿に扮して、造孽をかく乱させた。幻流星の活躍によって、造孽を倒すことに成功した。
魔始勢力と戦ううちに、滄海淚鮫の一族を滅ぼした元凶は、魔始であることが判明。魔始と交戦して敗れるも、滄海淚鮫の特性を生かして、魔始に毒を摂取させる。毒の副作用で、魔始は幻覚を見始め、意琦行が魔始に勝つきっかけを作った。
- 公式人物資料(幻流星)※中国語
コメント
コメントが未記入です