概要
初出は世界中で伝承される吸血鬼が組織の構成員として登場した『真・女神転生デビルサマナー』で、種族「幽鬼」に属する悪魔。
スラヴで伝承される吸血鬼クドラクにならって、伝承上敵対するクルースニクと対になる悪魔として描かれる。
肌の色などは幽鬼のそれに近いグロテスクな雰囲気だが、白いワイシャツに黒い長ズボン、黒いマントに銀髪の巻き髪と貴族を思わせる風貌で異形揃いの幽鬼の中では比較的人間に近いデザイン。
空中に浮かびながらの挑発的な表情とポーズが印象的。
金子一馬氏によると、このポーズはマッドハウス制作のアニメの影響であるという。
作品ごとに口調がブレやすく、『ストレンジジャーニー』ではEXミッションでは普通だが
敵および仲魔としての口調はカタコトだったりもする。
ただ、基本的には「飄々とした狂気性のある悪役」といった口調で描かれる事が多い模様。
『女神異聞録デビルサバイバー』では、登場人物望月麻里のからむメインシナリオに、種族「邪鬼」のイベントボスとして登場。
彼との戦闘や、そこに至るまでの準備をどう行うかによって生死が決する主要人物が数名いたり、
彼の存在そのものがある人物の死を回避する決定打となったりと、東京封鎖やベルの王位争いに直接関与しない悪魔としてはかなり重要なポジション。
初登場時にあの特徴的なポーズのままカサカサと動くドット絵は、ハイテンションな口調と相俟ってやたら強烈な印象。
『ストレンジジャーニー』ではクルースニクと対になる形でEXミッションの依頼者として登場。
両者のミッションをクリアすると、ちょっとしたイベントが見られる。
『ソウルハッカーズ2』では3DCG化され、種族「夜魔」の悪魔として登場。
『真・女神転生VV』ではマッド口調ではなく普通の口調で登場。