概要
FCで発売された『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』に登場する種族「幽鬼」の悪魔。
尖り耳で赤紫色の何も身につけていない人型悪魔で、LV13と序盤に出現する低レベルな敵であるがHPを吸い取る「デスタッチ」と噛みつきによる「エナジードレイン」持ちで、色違いの同種族にワイトやウトウクがいる。
なお序盤にレベルを下げられるのはキツいと、リメイク作『旧約・女神転生』では特技は毒付与の「どくかみつき」に変更された。
この系統の悪魔は『真・女神転生シリーズ』には登場しなかったが、幽鬼グールのデザインコンセプトに影響を与えたと思われる。
悪魔設定の鈴木一也氏主導で開発され、PCで発売された『偽典・女神転生』では種族最高位で、マントを羽織った貴族的な姿の悪魔として登場している。
原典はルーマニア語で吸血鬼の意味だとされる概念で、1922年にドイツで制作された吸血鬼映画『ノスフェラトゥ』の影響もあり、吸血鬼の一種もしくは不死者(アンデッド)の呼称として一般化したものである。
ちなみに『D×2真・女神転生リベレーション』では、2021年4月に開催されたダークファンタジー漫画『ベルセルク』とのコラボイベントで、不死の(ノスフェラトゥ)ゾッドと呼ばれる使徒「魔人」ゾッドが登場している。