概要
太古より人間の進化や文明を管理し、裏の世界を支配してきた組織。多数のダークサマナーを擁し、「大いなる存在」に人類の魂を捧げることを目的としており、そのための人間のソウル(魂)を回収するための機関。
しかし、その真の目的は上層部しか知らない。
かなり巨大、かつ長期的に活動している組織らしく平崎市、天海市での計画がデビルサマナーによって頓挫したが組織そのものはあまり打撃が大きくない模様。
政府にも息のかかった人間がいるらしくファントムの起こした事件は隠蔽されてしまうらしい。
「真・女神転生デビルサマナー」では単純に「組織」とされていたが、続編の「ソウルハッカーズ」でその名称が判明した。「ソウルハッカーズ2」ではゲーム作品としては25年ぶりとなる登場となる。
ソウルハッカーズ2では組織の目的が下部のメンバーにも明かされており「コヴェナント」を集めて「大いなる存在」を呼び寄せ世界を破壊させることを目的としている。
大きな組織の為、派閥がいろいろあるらしく構成員が大幹部の討伐に関わっていても組織に復帰できる程度には派閥の対立がある模様。
ソウルハッカーズ
幹部
※イラスト右
CV:佐々木省三
表の顔は日本政府の次官という高い立場で、天海市の都市開発責任者である。
その正体は組織の幹部の一人で、情報環境モデル都市というプロジェクトを利用してソウルの回収を達成しようとする。
天海市市民に無償で配布されているPCに搭載されている『クリプトチップ』を製造しているアルゴン精工の工場長。実は西の片腕で、仕事熱心だが社員には恐れられている。
所属サマナー
CV:立木文彦
ファントムソサエティに仕える誇り高きサマナー。
元ボクサーで、使用COMPはメリケンサック型。
組織でもトップクラスの凄腕。実力に裏付けられた自信と、仕事に対する強い美意識を持っている。
敵には容赦しないが、不公平な戦いは好まない一面を持つ。
主人公と何度も対峙することになるが、選択次第では一時的に共闘することもある。
CV:千葉一伸
主人公がビジョンクエストで二番目に人生を追体験することになる人物。
ネパール出身の誇り高きグルカ人傭兵で、頭にターバンを巻いているのが特徴。
サックス型のCOMPを使う。家族への仕送りのために戦うが、組織の命令に従うことや、自分の存在意義に対して疑問を感じるようになる。
組織の仕事で、空港に巣食った悪魔の退治に向かう。
彼の仲魔は、後に主人公が使用できるようになる。
CV:諏訪部順一
エレキギター型のCOMPの持ち主で、一昔前のロックアーティストのような外見の持ち主。
組織の中では下っ端の方で、敵ながらどこか間抜けでコミカルな一面を持つ。
主人公たちに敗北後は、組織を離れて弾き語りになって街中に再登場する。
CV:冬馬由美
組織では珍しい女性サマナー。
自分より強い者の存在を認めたがらない、高いプライドの持ち主。
また、プラスチック爆弾を用いた破壊工作も得意としている。
スプーキーズの本拠地のトレーラーをプラスチック爆弾を用い爆破しようとした。
西部開拓時代を彷彿させるドレスに身を包んでいる、衣装はすべてイタリア製。
使用COMPは魔法陣の書き込まれたパラソル形。
関係者
門倉(かどくら)
CV:二又一成
アルゴン社を率いる若き社長で、『パラダイムX』開発の総責任者。
ファントムソサエティとはお互い利用しあう関係にある。
かつてアメリカでとある超常的な存在を発見し、これに寄生されたことで天才的な能力を得るが、本人はそのことに気づいていない。
桜井のハッキング能力を見込んでアルゴンソフトの契約社員としてスカウトしているが、腕を認めつつも取るに足らない存在だと思っている。
名前はビル・ゲイツのゲイツ(門)から取られている
卜部広一朗(3DS版の公式サイトでは、ウラベ)
CV:てらそままさき
主人公がビジョンクエストで最初に人生を追体験することになる人物で元ファントムソサエティ所属のサマナー。
かつてはその名を恐れられるほどのサマナーだったが、偶然ファントムソサエティの真の計画を知り、恐怖から組織を離れる。
しかし、その代償として妻子を殺され、組織に深い恨みを抱くようになる。
そしてファントムソサエティへの復讐と計画阻止のため、アルゴン社に乗り込んだ。
彼の用いる銃型のCOMPは、後に主人公の手に渡ることとなる。
主な仲魔はリャナンシー。
CV:冬馬由美
主人公がビジョンクエストで三番目に人生を追体験することになる人物でフリーの女性サマナー。
ファントムソサエティには時折雇われるだけで、所属している訳ではない。
管を使った独自の召喚魔法を用いるため、悪魔との意思疎通はできない。
香港出身の元孤児で、前作にも登場したレイ・レイホゥとは幼なじみ。
しかし、任務で彼女に師匠や兄弟子を殺されてからは強い恨みを抱いている。
組織の依頼で、地下に眠る悪魔を倒しに向かう。その悪魔は二種類おり倒さなかった方とラスボスが融合する。
関連イラスト
ソウルハッカーズ2
所属サマナー
CV:小清水亜美
ファントム・ソサエティ所属のデビルサマナー。
同僚(R.S.)に殺されリンゴに蘇生され自らが殺された理由を知るためリンゴたちと行動を共にする。
CV:逢坂良太
正義感が強く、仲間思いな明るい青年。
任務のため、アロウを殺害する。
アロウとは元々知り合いで、何かしらの因縁があるようだ。
R.S.
CV:竹内栄治
粗野で粗暴。サマナーとしての実力はかなり高い。
指令を受けミレディを殺害。
趣味はラップ。特に即興で歌い上げるフリースタイルを好む。
直接前線に出て戦うタイプで下っ端のメンバーから人望がある。
使用COMPはフィネガンと同じメリケンサック型。
CV:井澤詩織
一見サバサバとした印象を与えるが情が深くロマンチストな一面もある。
サイゾーとは、恋人関係だったようだが破局。
サイゾー殺害に力を貸すが不本意だった模様。
CV:中村悠一
組織内でも高い地位にいると思われるサマナー。読んで字のごとく鉄仮面をつけている。
C計画と言われる計画のリーダー。
真・女神転生デビルサマナーの「組織」
幹部
表の顔は平崎市議会の有力議員。平崎市再開発推進派で、再開発の名目でこの地にかけられていた封印を解きはなちソウルを集めようとしている。
広域指定暴力団『天堂組』の活動を黙認し、目的のために邪魔になる再開発反対派の住民を捕えていた。
所属サマナー
シド・デイビス
片言の日本語を話す怪しげな黒人牧師のダークサマナー。
聖書型COMPを使いDARK悪魔を召喚するだけではなく、各種魔術やカポエラを得意としている。
計画の邪魔になる元:葛󠄀葉キョウジと、巻き添えとなった主人公の肉体と魂を切り離したことが物語の発端になる。
関係者
広域指定暴力団『天堂組』を一代で築いた初代組長。戦後の混乱期から矢来市場を取り仕切ってきた任侠道の漢であったが、跡継ぎが出来ずに肉体の衰えを憂いていたところをシドに利用されてしまう。
『天堂組』構成員のチンピラ。他の構成員同様に悪魔化しており、血を飲みたいという衝動に支配され矢東ビルを異界化させていた。
平崎市の秘密に気付いた吾妻教授の自宅を爆破したさいに行方不明になり、その後登場したときには悪魔化が解けており主人公に助言を与える。
旧ソ連出身のマッドサイエンティスト。組織をスポンサーに造魔の研究を行っている。