廣津夕星
ひろせゆうづつ
イルマ女子美術高校初の自主結成レギオンであるハコルベランド所属。
温和で大人しい性格だが、高校一年生にしては高い身長をコンプレックスとしているため、二つ名の「THE TOWER」もあまり気に入っていない。
夕星は幼少期からスキラー数値が高く、カリスマへの覚醒は確実だった。しかし虫すら殺せない気弱な性格だったため、「ヒュージとの戦いが怖い」とリリィになりたくなかった過去を持つ。
そんな彼女を変えたのが幼馴染の上田伊万里である。伊万里は何度も夕星を誘うも、彼女は花を育てて平和に暮らすことを望むという、少女として持っていて当然の恐怖と理想を持っていた。
しかし伊万里がイルマに進学する際、「あたし、イルマに行くよ。夕星がお花を育てて暮らせるようにリリィとして戦ってくるね」と夕星に語った。その時彼女は伊万里が遠くに行ってしまうことが怖かったため、イルマ初等科への進学を決意した。
この経験が理由かは不明だが、伊万里の後ろをついて行くことが多く、彼女を精神的にも頼っている。
ちなみに伊万里の身長が153cmと、二人の身長差は23cmであるため、周りからは凸凹コンビと呼ばれている(なお伊万里も自分の身長を気にしている)
大量のマギを最前線のAZで運用する新世代型リリィ。彼女と似たようなリリィは私立ルドビコ女学院の岸本・ルチア・来夢が該当する。
カリスマという希少スキルを持ちながら努力家であり、知性は勿論作戦理解も高水準。リリィとしては総合的に能力が高く、広域攻撃スキルを保持する名手でもある。
高身長を生かし、異常な跳躍力と長い滞空時間を活かした対地攻撃、そしてポストアクション、リターンパスを最高品質でこなせるため、ハコルベランドの多彩な攻撃パターンの殆どは彼女のファーストアクションから始まっている。
またサポート役としても優れており、スピード、テクニック、スタミナの伊万里を完璧に補完することが可能。
使用CHARMはリンヌンラタエレクトロニクス社が先行量産型に手を入れたSP機である世代不明のウコンバサラ。
名前の元ネタはフィンランド神話に登場する雷神ウッコの持つハンマー。
ウコンバサラ自体、那賀大串女学園の円環の御手持ちの千田昊苺のようなデュエル重視のリリィが使うCHARMのため、シューティング、ハンマーモードともに高火力という攻撃型
舞台「アサルトリリィ・イルマ女子美術高校-The Gleam of Dawn-」
基本的に伊万里の後をついて行っている。
「THE TOWER~!」とのちに同レギオンになる仲間たちにからかわれた時は、「塔じゃないです!」と拗ねていた。
ハコルベランド初陣の際、一年生メンバーや伊万里から励まされ、「綺麗なお花が咲く世界を守るために!」と覚悟を決めている。ちなみにこの時、戦闘になると人が変わる先輩からも「THE TOWER、早く上がりなさい!」とブチ切れられていた。