「どのような殿方がこの弁天を助けにいらっしゃるのか楽しみにしてたのよ…」
概要
CV:小山茉美
ゲーム『天外魔境』シリーズの登場キャラクター。尾張の弁天塔の主。恋多き永遠の乙女でジパング1の美女。けだるげな喋り方が魅力的な大人の女性。
『天外魔境Ⅱ』で初登場し、その存在感のすごさからか、Vジャンプで連載されていた『天外魔境 風雲カブキ伝 -ぶっとび少年編-』(原作:広井王子/絵師:辻野寅次郎)にも登場。『天外魔境JIPANG7』でもストーリーには絡まないが、クエストで登場したり、京スポで話題になっている。
ちなみに「弁天様」と様までついているのがデフォルトの名称である(「天外魔境Ⅱ公式ガイドブック」でも全部「弁天様」と記述されている)。
『天外魔境Ⅱ』では序盤の尾張国で登場。根の一族の将軍の一人キバ王に弁天塔に攻め込まれるが、自分の部屋に立てこもって助けに来るのがどんな男性か楽しみに待っているなど、常に余裕ある態度を見せていた。
助けに来た戦国卍丸に感謝を述べて、弁天塔にある貢物で役立ちそうなら持っていっていいと言い、「死んじゃだめよ坊や」と戦いに向かう卍丸を気遣うなど、包容力のある優しい性格。
恋多き女性だが、卍丸は年齢的に守備範囲外のようで「あなたがあと5年早く生まれていれば帰しはしなかったのに」と残念そうに言っていた。
千年前の戦争のことも実際に見ているため、実年齢は千年以上。これは蛇が皮を脱ぎ捨てるように何度も転生している存在だからである。3サイズも含めてその悩ましい容姿のすべてが彼女のもとを訪れた男の望んだまま、つまり卍丸の見た弁天様の姿もその一つの形に過ぎない。
ヘビ仙人洞で入手できる「恋の耳かき」は弁天様の部屋の鍵であり、弁天様の恋人の証である。ちなみにカブキ団十郎もこれを持っていたことから、ヘビ仙人と同じく弁天様の恋愛相手の一人と思われる。
ストーリーには絡まないがクエストで登場。京スポでも永遠の美女としてたびたび記事に書かれていた。
余談
小説『天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-』のebtenDXパックには、特典として「弁天さま 恋の耳かき」がついてくる。