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序幕編集

―――はるか古来より、東の島国で語られた

いくつもの物語があった。

たとえばそれは亀を助けたことがきっかけで、

竜宮城へと連れて行かれた若者と神仙の姫の

結婚を描いた異類婚姻譚。

あるいはそれは勇敢な武士たちが力を合わせ、

悪しき鬼たちを退治する勇ましき武家物語。

あるいはそれは禁断の恋に落ちてしまった

貴族と歌人たちの愛を描いた公家物語。

あるいはそれは歴史に名が残ることもない

庶民たちが繰り広げるおかしくもたくましい

庶民物語。

神代から武士の世まで、日の本の国を舞台とした

幾多の物語たちは、さまざまな人間たちによって

編纂され、形を変えて語り継がれてきた。

ひとびとの徒然を慰めるこれらの物語は

のちにまとめてこう呼ばれるようになった。

すなわち、御伽草子と…―――

ストーリー編集

鬼の都編集

開幕:シェイクスピア、カーリーと行動をともにするタオは昔の記憶を夢に見ていた。ありし日の桃太郎との会話を思い出しながら、タオはシェイクスピアとともに動き始める。

一方、エクスたちはレイナが耳にしたという声に導かれ、ある想区にたどり着く。しかし想区に到着して早々、一行は鬼たちに取り囲まれてしまう。

終幕:鬼たちの包囲網からの脱出を画策する一行だったが、そこへ鬼たちを率いる金太郎が姿を現わす。雷を出して暴れる金太郎だが、それにより包囲網が崩れ、一行はすかさず南に向かって脱出する。

金太郎は鬼たちに檄を飛ばしながら、あることを画策するのだった。

月読京編集

開幕:南へ逃げてきた一行はこの想区について話し合う。すると足をくじいた通りすがりの村人が一行に助けを求めてくる。エクスが肩を貸してやると村人はお礼を言って、このあたりにある都、“月読京”についての話を始める。やがて話をしていた村人の姿が変わり、ある正体を口にする。

彼の名前は浦島太郎。竜宮城へ渡った、あの浦島太郎だった。レイナたちの事情を知っている浦島太郎は話をしながら、一行を村へと案内する。

終幕:一方、月読京の中へと入ったタオとシェイクスピア、そしてカーリー。月読京とはそもそも月から帰還したかぐや姫を中心に築かれた都であり、珍しき宝を献上することで都に住む権利が与えられるのだという。かぐや姫に会うためにある宝を持参していたシェイクスピアたちだったが、迎えに来た人物を見てタオは驚く。その人物とはなんと鬼姫だった。

エクスたちもまた浦島太郎から都の話を聞かされる。そして都のさらなる隠された秘密についても明かされるのだった。

青龍と朱雀編集

開幕:月読京に住む者たちはみな運命を書き換えられ、その行動をすべてかぐや姫によって見通されているのだという。すでにシェイクスピアたちは都に潜り込んでおり、さらに浦島太郎の仲間だった金太郎も、友の仇を討つために都に戦いを挑もうとしていた。改めてエクスたちは浦島太郎たちに協力することを約束するのだったが、そこで偵察に訪れたヴィランを発見する。先手必勝でエクスたちはヴィランを倒そうとするが…。

終幕:ヴィランを逃してしまったエクスたちだが、そこへ金太郎が現れ、逃げたヴィランを仕留める。一行を信用しようとしない金太郎だったが、シェインに論破されてしまい、負け惜しみを言いながら都へ帰っていく。エクスは夜空を見上げながら、都にいるタオに思いを馳せる。一方、都にいるタオもまた夜空を見上げ、物思いにふけっていた。するとカーリーが現れ、この想区とタオには奇妙な因縁が築かれていることを告げるのだった…。

玄武門の乙姫編集

開幕:エクスたちは月読京に潜入するべく、浦島太郎の案内で玄武門へたどり着く。玄武門は浦島太郎の昔馴染みである乙姫が番人を務めており、彼女の手引きで都に入ろうとしていたのだ。だが門にたどり着いて早々、一行はヴィランに襲われる乙姫の姿を目撃してしまう。ヴィランの統率に失敗し、周りに助けを求める乙姫に面食らいながらも、一行は乙姫の救出へと向かう…。

終幕:助け出された乙姫は浦島太郎と感動(?)の再会を果たす。そんな二人の様子を見ながら、シェインは浦島太郎の話を始める。亀を助けたのに、竜宮城へ行ったがために地上の時間の流れから取り残され、さらには玉手箱を開けてしまったためにおじいさんになってしまった浦島太郎。そんな彼の理不尽な境遇に、エクスたちが驚いたそのとき、都の中からすさまじい爆発音が響く。それはシェイクスピアたちが動き始めた合図の爆発だった…。

シェイクスピアの筋書き編集

開幕:月読京の守護の任についている金太郎がシェインたちのことを心配していると、白虎門の番人である酒呑童子が声をかけてくる。酒呑童子は金太郎と他愛のない話をしながら、外から来た「侵入者」について探りを入れてくる。金太郎と酒呑童子が一触即発の空気になったそのとき、内裏の方角から爆発音が響く。慌てて内裏に向かう金太郎を見送りながら、酒呑童子は金太郎との殺し合いに思いを馳せた。一方、エクスたちも都の中に侵入し、都の中心である内裏に向かって走り始める。

終幕:エクスたちが月読京へ潜入する少し前。シェイクスピアたちは月光の間に通され、かぐや姫との面会を果たす。初めはシェイクスピアの持ってきた宝に興味を示そうとしないかぐや姫だったが、シェイクスピアがある名前を口に出す。その名は“万象大全”。シェイクスピアがロミオとジュリエットの想区から回収した一枚の紙切れだった。月読の力でシェイクスピアの意図を看破していたかぐや姫は“イマジン”の力を封じ、シェイクスピアたちに刃を向ける。だが、シェイクスピアはさらなる切り札を隠し持っていた。

破軍星の守護者編集

終幕:砲撃により、内裏を混乱に陥れたシェイクスピアたちはかぐや姫を捕らえ、月読京からの脱出を図る。他人の運命を観測する月読の力について議論しながら、先を急ごうとするが、そこへ内裏の守護を司る者――桃太郎が立ちはだかる。圧倒的な力を有する桃太郎を前に、シェイクスピアも苦戦を強いられてしまう。タオとカーリーはかぐや姫を連れ、先に逃亡するのだった…。

再会編集

開幕:月読京の中を進む一行は金太郎と合流、金太郎からタオたちがかぐや姫を連れて、逃亡していることを知らされる。まだ都の内側にいるタオたちを探して、一行は都をひた走る。

終幕:タオを探し続ける一行だったが、手懸かりをつかめずにいた。シェインから一行とタオの事情を聞かされた金太郎は落ち込むシェインを励まし続ける。そんな中、どこからか空腹音と聞き覚えのある声が聞こえる。

追っ手を撒いたタオとカーリーは眠りにつくかぐや姫を抱え、身動きが取れないでいた。裏切った罪悪感により、意地を張り続けるタオだったが、そこへ一行がやってくる。一行と再会を果たしたタオは心から安堵するのだった。

輝きを知らぬ昏き星編集

開幕:乙姫は浦島太郎たちを心配しながら、玄武門で一行の帰りを待つ。だがそこへ謎の男が現れ、乙姫に術をかける。乙姫はそのまま操られたかのようにその男ーー「葛葉童子」に従うのだった。

一方、タオと合流した一行はお互いの状況について確認し、玄武門へと急ぐ。かぐや姫の守りをタオに任せ、一行は都から脱出しようとするが…。

終幕:玄武門へ急ぐ一行だったが、おなじ場所をぐるぐる回っていることに気づく。何者かがしかけた幻術を破るべく、浦島太郎は仙術を用いるが、そこへ現れたのは何者かに操られた乙姫だった。

乙姫から逃げた一行はこちらの計画が敵に筒抜けになってしまったことを知る。窮地に陥る一行だったが、そこでレイナは逃げるのではなく、内裏に乗り込むことを提案する。さらにかぐや姫を都から引き離すために一行は二手に分かれることになる。

白虎門の鬼編集

開幕:エクス、シェイン、タオ、クロヴィス、金太郎はかぐや姫を連れて、白虎門の突破を目指す。突破に必要な酒を集め、先を急ぐが、タオと金太郎はなぜか反りが合わないのか喧嘩を繰り返す。そんなタオの姿に懐かしさを覚えるエクスだったが、まだタオと仲間たちのあいだにはわだかまりが残っていた。やがてエクスたちは白虎門に近づいていく…。

終幕:白虎門の番人である酒呑童子。金太郎に執着し続ける彼のもとにエクスとシェインは『導きの栞』でコネクトしながら、酒を持って酒呑童子に近づく。作戦の成功に半信半疑だったエクスたちだったが、酒呑童子はあっさりと酒を受け取り、宴会を始めたかと思うと寝落ちしてしまう。あまりに簡単に門を突破できることに半信半疑になりながら、エクスたちは白虎門を通り抜ける。だが彼らが去ったあと、酒呑童子は目を覚まし、葛葉童子と話をするのだった…。

狐は嗤う編集

開幕:都から脱出したエクスたち。シェインはようやくタオに向き合い、一行の元に帰るよう説得する。だが、レイナの『調律』がもたらすものにいまだ納得ができていないタオはその申し出を拒絶する。煮え切らないタオの態度に、金太郎も怒りをぶつけるが、そこへヴィランの軍勢が現れる。エクスたちはふたたび逃亡を図ることに…。

終幕:ヴィランたちに取り囲まれたエクスたちのもとに鬼姫が姿を現わす。すると突如、金太郎は激昂する。じつは内裏を守る桃太郎は『空白のホムンクルス』から作られた存在であり、この想区にいた本物の桃太郎は鬼姫によって斬り殺されていたのだ。さらにかぐや姫に憑依したカオステラーはエクスたちを追い込み、未来は見えていると宣言する。その言葉を裏付けるように、エクスたちのもとに天から流星が直撃してくるのだった…。

星の導き編集

開幕:別行動を取るレイナたちだったが、内裏に忍び込む手段を見つけられないまま朝を迎えてしまった。レイナとカーリーはいまだ歩み寄れないままだったが、そこへ浦島太郎が援軍を連れて戻って来る。月読京に反旗を翻す者として、牛若丸と弁慶もレイナたちに協力することになる。一方、エクスたちはタオの決死の行動により、命拾いをしていた。タオへの想いを新たにしたエクスたちはなんとしてもタオを連れ戻すために、タオの捜索に向かう。

終幕:内裏に戻ったかぐや姫はそばにいた葛葉童子を見て、安堵する。自分を慕うかぐや姫の言葉を聞きながら、「悪夢の終わりこそが、この世に残された唯一の救い」であると葛葉童子は語るのだった。一方、弁慶と牛若丸の協力で、レイナと浦島太郎は内裏の潜入に成功。そのままシェイクスピアが囚われている石牢を目指す。

そして、桃太郎が倒れた瞬間を夢に見ていたタオはある村で目を覚ます。そこでタオを待ち受けていた人物、それは…。

シェイクスピアの正体編集

開幕:シェイクスピアが囚われている石牢にたどり着いたレイナ。浦島太郎が結界を解除する中、レイナはシェイクスピアの正体を問いかける。初めは答えようとしないシェイクスピアだったが、レイナは彼の正体についてある仮説を得ていた。レイナの言葉を聞いたシェイクスピアは彼女を認め、この想区のことについて語り出す。一方、ある村に到着したエクスたちは鬼姫と邂逅する。ヴィランを呼び出した鬼姫とエクスたちは一戦交えることになるのだったが…。

終幕:カオステラーの追跡を続けるエイダ、ファム、カーリーはついにこの想区のカオステラーを発見する。そして石牢にて、シェイクスピアは前回と今回のカオステラーを生み出したとある人物について言及する。だが、シェイクスピアが名前を口にしようとした瞬間、浦島太郎は結界に仕込まれた罠にはまり、さらに牛若丸や弁慶も、乗り込んできた桃太郎によって捕らえられており、レイナも追い詰められてしまう。

喧嘩祭り、ふたたび編集

開幕:体調を崩した鬼姫を前に、エクスたちは攻撃の手を止めて介抱しようとする。だがそこへ現れたのは新たな装いをしたタオ、そして本物の桃太郎だった。殺されたはずの桃太郎がなぜここにいるのか不思議に思うエクスだったが、すでに周囲には葛葉童子が差し向けたヴィランたちが迫っていた。桃太郎と鬼姫を守るために、タオは戦線に復帰。久しぶりの喧嘩祭りが始まる…!

終幕:一方、エイダとファム、カーリーは葛葉童子の追跡を続けていた。彼の正体を見極めようとする三人だったが、そこへ乙姫が襲撃を仕掛けてくる。追跡に気づいていた葛葉童子は『調律の巫女』について示唆するような言葉を放ち、迫ってくる。だが、カーリーが繰り出した力により、窮地を脱し、すかさず逃亡する。

袖振り合うも多生の縁編集

開幕:迫り来る鬼に、エクスたちはじわじわと押されていく。隙を突かれたシェインが鬼の強襲を受け、タオが庇おうとしたその瞬間、桃太郎が颯爽と援軍に駆けつける。かつてタオが「大将」と呼んだ桃太郎を彷彿とさせるその姿にタオはさらに士気を上げる。そしてエクスたちも攻勢に打って出るのだった。

終幕:鬼たちを退けたエクスたちは桃太郎から事情を聞く。この想区を支配するカオステラー、葛葉童子に反旗を翻した桃太郎は鬼姫の機転で殺されたふりをしてここに逃げ延びていたのだ。そしてずっと反撃の機会を窺っていたのだという。だがタオは桃太郎の言動から、自分の故郷にいた桃太郎をダブらせ、正体について問いかける。すると桃太郎は驚くべき秘密を告白し、その上であることをエクスたちに頼む。「拙者とともにあの都に巣食う真の鬼を討伐してくれぬか?」

きびだんごの誓い編集

開幕:月読京に向けて出発しようとするエクスたちはタオと桃太郎を待ちわびる。桃太郎と二人で話をするタオは桃太郎に複雑な想いを抱いていたが、そこで桃太郎はあることを告げる。桃太郎から譲り受けた腕章を身につけ、完全に吹っ切れた様子で戻ってくるタオ。そんなタオに、ようやく仲間たちのあいだにあったわだかまりも消える。そして鬼姫が作ってきたきびだんごを口にしたエクスたちは月読京に向けて出発する。

終幕:その頃、金太郎は酒呑童子が築いた地下闘技場に連れて行かれていた。鬼たちに取り囲まれる金太郎はボロボロになりながらも、仲間たちのために立ち上がろうとする。

石牢に囚われていたレイナもまた仲間たちの無事を確信しながら、シェイクスピアにさらなる真実を尋ねるのだった…。

朱雀門の浦島太郎編集

開幕:朱雀門に到着した一行はこのまま門の結界を破り、月読京の中へ入ろうとする。だが門には葛葉童子に洗脳された浦島太郎が待ち構えていた。浦島太郎の目を覚まさせるため、エクスと桃太郎たちは浦島太郎との戦いに挑む。

終幕:洗脳が解けた浦島太郎は桃太郎との再会に喜ぶ。お互いに切羽詰まった状況になったことを確かめながらも、エクスたちは希望を捨ててはいなかった。浦島太郎は合流する代わりとして、桃太郎からきびだんごをひとつ貰い受ける。

そして星は集いだす編集

開幕:気を失ったカーリーを連れて、逃げ続けるファムとエイダ。エイダはファムについて気になっていたことを尋ねるが、ファムははぐらかしたまま。二人が手をこまねいていたそのとき、ある騒ぎを耳にする。

鬼たちを蹴散らし、前進するエクスたちだったが、そこへ乙姫が襲いかかり、浦島太郎が乙姫の対応に当たる。そしてエイダ、ファムたちが合流し、鬼たちに立ち向かう。

終幕:浦島太郎への気持ちを利用され、葛葉童子に呪いをかけられた乙姫。そんな彼女を解き放つために、浦島太郎は乙姫に自分の気持ちを語りかける。浦島太郎の想いを知り、苦しみから解き放たれた乙姫は素に戻り、いつもの乙姫らしく泣きじゃくる。そしてエクスたちはレイナたちを助け出すために、内裏へと乗り込む。カーリーを乙姫のもとに預け、出立する一行。酒呑童子に追い詰められていた金太郎も、桃太郎が生きていたことを知らされ、彼らのもとに駆けつけるために力を覚醒させる。

いつもの仲間たち編集

開幕:月読京の騒ぎを聞き、かぐや姫は狼狽する。そんな彼女を眠らせ、葛葉童子はいずこかへ立ち去っていく。

一方、内裏に到着した一行の前に、内裏を守るもう一人の桃太郎が立ちはだかる。エクスたちはレイナを助けるべく、先に石牢へと向かう。そして桃太郎と浦島太郎は内裏の守護を司る桃太郎との戦いに挑む。

終幕:石牢に乗り込んだエクスたちはレイナと再会する。そして戻ってきたタオの姿を見て、レイナは泣きながらタオの帰りを受け入れる。ついにもとの鞘に戻った仲間たち。

そして桃太郎も間一髪のところで駆けつけてきた金太郎に助けられ、桃太郎、浦島太郎、金太郎の三人が揃うのだった。

鬼門の狐編集

開幕:桃太郎たちと合流し、消えたかぐや姫と葛葉童子の行方を捜す一行。するとシェイクスピアはカオステラーの居場所をレイナたちに伝え、協力を申し出る。いまだタオを手放そうとしないシェイクスピアだったが、互いの目的のためにレイナはシェイクスピアと手を組む。

そして葛葉童子が潜む北東の清水寺へと向かう。

終幕:清水寺にて、葛葉童子はかぐや姫に語りかける。自分がなぜ月読京を築いたのか、なぜ月読の力を欲したのかを。葛葉童子の話から、かぐや姫は自分が葛葉童子の陰謀の駒にされていたこと、葛葉童子に対する想いすらも、企みの一部だったことを知らされる。絶望するかぐや姫は葛葉童子によって術を施され、月読の力を完全に解放させられる。かぐや姫の悲鳴が響く中、月読がその目を覚ましていく。

消えゆく天の星々編集

開幕:清水寺にたどり着いた一行だったが、桃太郎たちは異変を察知する。すると突如、天の星の光が消えていき、それに呼応するように牛若丸、弁慶、乙姫、酒呑童子、鬼姫たちが次々と姿を消していく。すべてはかぐや姫に宿っていた月読の力を目覚めさせ、すべての運命を過去から遡って書き換えようとする葛葉童子の仕業だった。桃太郎たちは月読を止めるために、かぐや姫を捜す。そしてエクスたちは葛葉童子を食い止めるため、ヴィランたちと激しい攻防を繰り広げる。

終幕:桃太郎は月読の力の要となるかぐや姫を発見する。月読を止めるために、桃太郎、浦島太郎、金太郎はそれぞれの神通力を合わせ、月読の力を止めようとする。桃太郎たちは戦いが済んだら花見をすることを約束しあい、三人の力を月読にぶつける。ついに止まった月読の力。だがタオは夜空に浮かんだ桃太郎たちの星が消えたことに気づく。そしてシェイクスピアは解放されたかぐや姫から、“万象大全”の頁を回収し、立ち去るのだった。

「桃」の帰還編集

開幕:月読の力が失くなり、葛葉童子は一行の前に姿を現わす。カオステラーとなったときから、確定した滅びの未来を知りながら、それでも運命を変えようとあがき続けた葛葉童子は一行への恨みをあらわにし、『調律』の力の矛盾を突きつける。しかし『調律』の矛盾に誰より苦しんでいたタオはそれに対して、反論する。桃太郎との対話から、答えを得ていたタオは桃太郎から渡された腕章とともに葛葉童子に立ち向かうことを宣言する。エクスたちの心も一致団結し、想区の運命を取り戻す最後の戦いが始まる。

終幕:敗れた葛葉童子はかぐや姫と言葉を交わし、真の名前を口にし、一行にいつか巡り会う「彼女」の存在を示唆する。そしてレイナは想区を『調律』し、タオは桃太郎に別れを告げるのだった。元に戻った想区で、金太郎たちは花見を繰り広げていた。ここにいない“誰か”のことを気にかけながら、彼らはきびだんごを口にする。そしてシェイクスピアに自分の決意を表明したタオは、カーリーの恩返しにより呪いを解かれたことを知り、一行に出迎えられながらようやく帰還を果たすのだった。


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次回豆の木イベント我が船長、最後の挨拶

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