概要
2016年に公開されたスペイン・アメリカの映画。
監督はフアン・アントニオ・バヨナ。
原題は「A Monster Calls」。
イギリスの同名児童文学が原作で、作者のパトリック・ネスは映画の脚本も担当している。
周囲の人間との関係に悩む少年と、彼に「真実を語れ」と迫る怪物を描くファンタジー作品。
あらすじ
病気の母親と2人で暮らすコナーは空想好きな少年で、学校のクラスメイトたちからいじめられている。
ある夜、部屋の窓から教会のある丘の上を見ていたコナーは、イチイの木が巨大な怪物に変化するさまを目撃する。
その怪物はコナーの部屋の前までやってくると、「これから来る度にコナーに3つの物語を聞かせる」「代わりに、4つ目は真実の話をコナーが聞かせろ」と告げる。
登場キャラクター
()内は演者。
- コナー(ルイス・マクドゥーガル)
空想がちな12歳の少年。
大人しいタイプで、絵を描くのが好き。
- 怪物(リーアム・ニーソン)
コナーの部屋の窓から見えるイチイの木が変化した巨大な怪物。
コナーに物語を語って聞かせる。
- エリザベス(フェリシティ・ジョーンズ)
コナーの母。息子の1番の理解者である。
夫とは離婚している。病気がち。
- クレイトン婦人(シガニー・ウィーバー)
エリザベスの母。
気の強いキャリアウーマン。
- リアム(トビー・ケベル)
コナーの父。
エリザベスと離婚し、今は他の女性と再婚して家庭を持っている。