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愛しすぎた男

あいがおもすぎたおとこ

アニメ『名探偵コナン』第1013話のオリジナルストーリーのタイトル。2021年7月24日放送。脚本は三上幸四郎。
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あらすじ編集

コナンと小五郎が、ご飯の準備のため買い物に向かっていると、通りすがった家に人だかりができていた。野次馬の中には、高木刑事の姿があった。

 高木刑事とともに中に入ると、派手に荒らされた室内に頭から血を流し倒れている男・増岡進と、座り込んでいる桜川将平と桜川絵里菜がいた。

桜川夫婦の話によると、増岡は空き巣で、夫婦がデパートから帰ってきたところで遭遇した。絵里菜にナイフで襲い掛かってきたため、将平がそこにあったゴルフクラブで咄嗟に応戦。転んだ際に、下にあった鉄の塊に頭を打ち付け絶命してしまったということだ。増岡は、過去に何度も不法侵入と窃盗を繰り返しており逮捕歴もある。供述通りであれば正当防衛になるだろう。

話を終えたコナンと小五郎はかいものに向かうため再び外に出る。しかし裏口に差し掛かったところで将平が持っていたはずの絵里菜へのバースデーカードや、ゴルフクラブなどがあることに気が付き……。


登場人物編集

絵里菜の夫。絵里菜を守る為に正当防衛で増岡を殺害してしまったらしいが…


翔平の妻。翔平からは心から愛されており、毎日「愛している」と言われている。一方で『自分は今まで翔平に愛していると言ったことがない」とコナンに語ったり、冒頭でカレーを作っているのだがどこか様子がおかしく…?


今回の被害者。空き巣の常習犯らしく、今回の事件以外にも3度も不法侵入と窃盗を繰り返して逮捕歴もあった。







































事件の真相(ネタバレ注意)編集

実は今回の事件は翔平の殺害を絵里菜から依頼された増岡を、翔平が増岡を絵里菜の浮気相手と勘違いして殺害したというのが真実であった。


翔平が絵里菜を愛しているのは本当だったが、その愛はあまりにも重すぎた為、絵里菜はその重すぎる愛に耐えられず、(どこで知り合ったのかは不明だが)増岡に『翔平の殺害』を依頼していたのである。


増岡は『翔平を旅行に誘って、そこで自分が翔平を殺害して湖に沈める』ことを思いつくが、これまで翔平に対して『愛している』と言ったことがない絵里菜は、どう翔平を誘い出せば良いか分からなかった。


そこで増岡は予行練習で絵里菜に『愛している』とメモを書かせて練習をさせていた。


その時、誕生日のサプライズで裏口から帰宅した翔平がその場面を目撃し、絵里菜が増岡と浮気していると勘違いし、逆上して増岡をゴルフクラブで撲殺


しかし、絵里菜が増岡に翔平殺害を依頼した証拠が多かった為(冒頭で作っていたカレーの中には増岡に渡す予定だった依頼金の札束が隠してあった)、このままでは自分まで捕まってしまうと考えた絵里菜は「自分のことを愛しているんだったら嘘をついてよ」と翔平を脅し、翔平が正当防衛で増岡を殺してしまったように見せかけたのである


真実が明かされ、『自分は悪くない…』と呟く絵里菜に翔平は


「全て僕が悪いんだ!絵里菜の理想の夫になれなかったから!絵里菜の為に死ななかったから!絵里菜の嘘を守り通せなかったから!だから、絵里菜は悪くない!!」


殺されかけていたにもかかわらず最後までその狂ったような愛情を絵里菜に向けながら彼女を庇うが、自分が殺そうとした夫が、それでもなお自分への愛を口にしながら自分を庇う姿を見た絵里菜は、ただ一言こう呟くのあった…
































気持ち悪い…」と…

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