愛甲猛
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あいこうたけし
神奈川県逗子市出身の元プロ野球選手(内野手・外野手・投手、左投左打)・俳優・実業家・野球評論家・コーチ・YouTuber。
1962年8月15日生まれ。3年時の1980年にはエースで3番打者を務め、第62回全国高等学校野球選手権大会決勝戦では、アイドル的な人気を得ていた早稲田実業のエース・荒木大輔に投げ勝ち優勝した。
同年ドラフト会議でロッテオリオンズから1位指名を受ける。1984年からは野手へ転向。
1989年には三番打者としてリーグ8位の打率.303を記録し、オールスターゲーム初出場しゴールデングラブ賞も獲得。1990年には右翼手に回り自己最多の21本塁打を放つ。
1995年、オフには無償トレードで中日ドラゴンズに移籍。1999年には規定打席不足ながら10年振りの3割となる打率.387と勝負強さを見せ星野仙一監督の期待に応え、リーグ優勝に貢献した。翌2000年限りで現役を引退した。
引退後は、飲食店経営やサラリーマンなど職を転々とした後、タレントに転身。映画(Vシネマ)に端役として出演したほか、一時期はプロ野球マスターズリーグにも参加した。
人物像としては、「甲子園のアイドル」だった一方、悪童としても知られた。高校時代の同級生で後に副主将を務め、卒業後に読売ジャイアンツドラフト外入団を果たしたチームの二塁手の安西健二によると「愛甲の不良エピソードは全て事実」とのことで「寧ろ公表できない話も沢山ある」という。
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