概要
天才てれびくんワイドで放送されたアニメ『探偵少年カゲマン』のコミカライズ版。『別冊コロコロコミック』で連載され、作者にとってはこれが初連載作である。キャラクターはアニメ版のものに準拠しているが、メインキャラがカゲマン、シャドーマン、デ・アールの3人で、それ以外は登場しない。ストーリーも原作・アニメ共に踏襲されており、ブラックジョーク交じりのギャグ漫画となっており、後の作者の代表作である絶体絶命でんぢゃらすじーさんに通じる部分も多々あり曽山氏も後述のそやまつりのコメントにてカゲマンがなかったら今のじーさんもなかったと発言している。
全6話で、2005年に発行された短編集『そやまつり』に全話収録されている。
登場キャラクター
メインキャラクター
主人公。世界一の名探偵になることが夢。劇中では専ら突っ込み役。
後に連載された『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のキャラである孫は、彼がモデルとなっている。
最終回では今回が最終回であることを知らせる編集部からの封書を受け取り「もう終わりかよーっ!!まだ6回しかやってねーんだぞー!!マ○オくんなんか12年もやってるのにーっ!!」と絶望した(メイン画像はそのシーンのパロディ)。
カゲマンの影である相棒。本作では最初の1話を除いて影ではなく、単なる黒い人(曽山氏談)として描かれている。影のくせに『踊るさんま御殿』を見て爆笑したり、『ゼルダの伝説』をプレイしたり、デ・アールが予告状を出したせいで観たかった24時間テレビが21時間しか見られないと泣き叫んだりと人間じみている。ボケ役。
後に連載された『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のキャラであるじーさんは、彼がモデルとなっている。
カゲマンの宿敵。だが何かとひどい目にあいがちで、予告状を出しておきながら道に迷ってカゲマン宅を訪れたり、その上でシャドーから嘘の地図を渡されて警察に捕まるなど、間抜けっぷりを披露しているほかシャドーマンにのせられていろんな登場ポーズを披露した結果、そのひとつがお下品なものであったため、わいせつ物ちんれつ罪で逮捕されたこともある。
後に連載された『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のキャラである校長は、彼がモデルとなっている。
※デ・アールの相棒のオッチョなどの主要キャラを含め、上記3人以外のアニメ版キャラは一切登場せず、話題にも触れられていない。
ゲスト
じーさん
絶体絶命でんぢゃらすじーさんの主人公。
最終回の最後のページのみに登場。カゲマンは実はじーさんが描いていたというオチとなっており、登場人物一同にオマエが描いとったんかいっ!!とつっこまれた。