概要
コロコロイチバン!創刊号(2005年3月25日発売)連載の「わざぼー」からタイトルと主人公を変更した続編であり、コロコロイチバン2015年3月号(2015年1月21日発売)までのシリーズ通して約10年間という長期連載を経て、堂々完結を迎えた。
上記の通り「わざぼー」の続編に当たるストーリー。なので正式名称は「わざぼー最終章(ファイナルチャプター)わざぐぅ!」。
しかしながらほぼ1話完結な上に前作に比べてギャグ色が強いためこれ単体でも面白く読めてしまうが、終盤はわざぼーのストーリーを知っておいた方がより深く楽しめる。
ストーリー
主人公・技々ももタローが不思議な武器・わざぐぅを片手に「世界一強くてかっちょいい男」になるため、戦士たちが最強の座を求め集う「戦いの崖(バトルクリフ)」の頂点を目指す、笑いありバトルありのアクションコメディ。
技々ももタローが装備している"わざぐぅ"は村長からもらった(というか装備させられた)もので、前作のわざぼーと同様に「技の名前」をテキトーに叫ぶとどんな技でも使うことができるグローブ状の武器である。わざぼーとの相違点は「相手に直接触れることなく使うことができる」ということ。そのため飛び道具などの遠距離攻撃を使うことが出来るので、わざぼー以上に高性能な武器といえる。
しかし、登場する対戦相手は「わざぐぅ」を駆使しても一筋縄ではいかないクセモノが多い。
《第1章・戦いの崖編》
戦いの崖ファイナルトーナメント決勝戦にてラスボス・技神まーに勝利して優勝した技々ももタローだったが、戦いの崖よりも手ごわい上の世界「新・戦いの崖(ネオバトルクリフ)」を進むことになる。
《第2章・新・戦いの崖編》
新・戦いの崖にて勝ち抜きを続けるももタロー。そして頂上を眼前にした時、宿命のライバル・ギンタローが姿を現す!ももタローvsギンタローの勝敗の行方は?そして、新・戦いの崖に隠された「ヒミツ」とは一体なんなのか…?ももタローの最後の戦いが始まる!
登場キャラクター
主要人物
第1章
各キャラ名の由来は昔話や童話に由来する。
カッチカチ・山田 ハナサカ・G イナバーノ・シロサギ イッスン
オーキナ・カブー ジャック豆野 長ぐつファイター・ネコ ザ・コブトリ
3匹のコウ・ブウ・田崎 Dr.ブンブク&チャガマン コンギー・ツネ マッチーリ
大巨人・カサジゾ ブーレメン ウサギート ツルノーン サルカニアン
キンノノ・ギンノーノ むすび殺里 ミスターシタキリ 裏血まタロー
第2章
各キャラ名の由来は12ヶ月のイベントに由来する(ただし12月だけクリスマスと除夜の鐘の2人が存在する)
ショウ・ガッツン エイプリプリ ノボルくん テルテルボーヤくん
夏苦スィーZ プゥルビラキ ジューゴヤ 対・クノッヒー アッキー
コラボ回
同作者の漫画でんぢゃらすじーさん邪の主人公・じーさんがライバルキャラとして登場。なんと2回もある。
関連タグ
コロコロイチバン…連載されていた雑誌。
わざぼー…前作ストーリー。単行本全6巻。
曽山一寿…作者。言わずと知れたコロコロコミック界の巨匠。
みかくにんゆーほーくん…わざぐぅ!の後に始まった同作者によるギャグマンガ。