概要
『摩訶不思議ネコ・ムスビ』は、池田美代子による児童文学作品。
挿絵は尾谷おさむ。
あらすじ
亡くなった祖母の家で不思議な鈴を見つけた主人公の天目いつみ。
その鈴の導きで摩訶不思議なネコ・ムスビと出会い、猫の黄泉の国「ニキラアイナ」へと冒険に出ることになる。
周りで起こる謎の事件を「太陽遣いの巫女」としての不思議なチカラで解決していく。
登場人物
主要人物
天目いつみ(あまのめ いつみ)
本作の主人公。
平凡な小学5年生。あだ名はいっちゃん。
心の声を聴くことができる太陽遣いの巫女。
ニキラアイナでの姿は、パープルの瞳に顔まわりや耳などが白いミルクティー色の猫。
沖縄からきたいつみの天猫。
立って喋ることが出来る明るい茶色のトラ模様の猫。
おにぎりが大好物で、独特の喋り方をする。
平坂莉々(ひらさか りり)
いつみの幼馴染で、天真爛漫な性格。
超人的な運動神経を持つ太陽遣いの巫女。
ニキラアイナでの姿は、金色の瞳の小さくて愛らしい白猫。
玉之屋瑞穂(たまのや みずほ)
転校生としてクラスに来たしっかり者の美少女。あだ名は玉ちゃん。
未来を視ることができる太陽遣いの巫女。
ニキラアイナでの姿は、ブルーの瞳にシルバーグレーの毛並みのシャム猫。
謎の多い美猫。
光沢のあるブルーグレーの毛並と、エメラルドのような緑色の瞳を持つロシアンブルー。
その正体は人間界とニキラアイナの征服を企む冥府遣いのリーダー。
巫女団
グドルン
巫女団の教官。金色の瞳を持つ長身で細身の茶トラ。
自他共に厳しい鬼教官だが弟には優しい。
ハートゥーン(ハート)
巫女団の教官。緑色の大きな目のチンチラ。
気が強く公平で面倒見がいい。
リスティル(リス)
巫女団の教官。優雅な雰囲気の白猫。
品格あるお嬢様。子供や動物が好き。
シガル
裁縫班。白い長毛の猫。
おっとりとしていて、家事全般が得意。
ヴィーヴ(ヴィー)
裁縫班。巻き毛の猫。
高い集中力を持ち、手先が器用。
ドルン
裁縫班。耳がぺたんこの茶色い猫。
物静かな女の子で一目置かれている。
フゥリヨーズ(ヨー)
解読班。眼鏡をかけた茶トラの猫。
博識で冷静沈着なストッパー役。
スプラッキ
解読班。チャイナ服を着た体育会系の猫。
身体能力抜群で、楽しいことが大好き。
ヴァン
染色班。オレンジ色の目をした黒猫。
しっかり者で勝ち気な双子の姉。
リン
染色班。ヴァンとそっくりな容姿の猫。
穏やかで優しい双子の妹。
その他の人物
白井紅璃(しらい くり)
太陽遣いの巫女を名乗る美少女。
その正体は風龍召喚を目論む大巫女ティツン。
宮崎昴(みやざき すばる)
莉々のボーイフレンドで、ピアノ教室仲間。
人魚のたまごを孵してしまい、眠ったままになってしまった。
ヒカリ
黒とグレーのまじり毛の猫で、ヒラキの友人。
玉ちゃんの天猫。
ワタリ
水の宮殿の主で冷酷な性格。
実は莉々の天猫で、わたぽんという名前だった。
ピルア
太陽神の守り神エルドラドの王子。後にウバールの国王となる。
用語
- ニキラアイナ
死んでしまった猫がいく黄泉の国。
ここの猫はみな二本足で立って喋り、服を着て生活している。
- 太陽遣いの巫女(アガリづかいのウマリ)
神からさずかった特別な力を持つ人間で、天猫と出会うことによって力が目覚める。
太陽と月の神の言葉を伝える者。
- 天猫(ラキネコ)
太陽遣いの巫女を護り、チカラをあたえるため常にそばにいる猫。
- ラグナロータ
ニキラアイナの最果てにある冥府遣い達の本拠地。
- 冥府遣い(フカづかい)
人間の子供達の魂を奪い、ニキラアイナと人間界の征服を目論む悪しき者たち。
シリーズ一覧
巻 | タイトル |
---|---|
1 | 秘密のオルゴール |
2 | 迷宮のマーメイド |
3 | 虹の国バビロン |
4 | 海辺のラビリンス |
5 | 幻の谷シャングリラ |
6 | 太陽と月のしずく |
7 | 氷と霧の国トゥーレ |
8 | 白夜のプレリュード |
9 | 黄金の国エルドラド |
10 | 砂漠のアトランティス |
11 | 冥府の国ラグナロータ |
12 | 遥かなるニキラアイナ |
ファンブック
『新妖界ナビ・ルナ×摩訶不思議ネコ・ムスビ最強ファンブック~物語は、終わらない~』
関連イラスト
関連タグ
妖界ナビ・ルナ:同作者による児童文学作品。