あらすじ
幼いころから、フィギュアスケートを続けてきたかすみ。ところが、小5の冬に父親を事故で亡くし、得意だったジャンプも、まったくとべなくなって……。スケートを断念したかすみは、引っ越した町のスケートリンクで、あるおばあさんに出会う。そのときから、かすみの人生が変わりはじめた!
挫折や悲しみを乗りこえて、かすみはもう一度リンクをめざす! 胸が熱くなる本格的フィギュアスケート・ストーリー!(ノービス編①ジゼルがくれた魔法の力より)
主な登場人物
春野かすみ:小学生五年生の冬に元フィギュアスケート選手であった父親を交通事故で亡くしている。引っ込み思案なところもあるがフィギュアスケートが大好きなのは誰にも負けない。
瀬賀冬樹:桜ヶ丘スケートクラブに所属。ジュニアチャンピオン(ノービス編時点)でオレ様みたいな感じであるけど、かっこよくて、スケートも抜群に上手い。将来を期待されている実力派エース。この作品の前日譚にあたる「クリスタルエッジ」にも登場している。
小泉真子:桜ヶ丘スケートクラブに所属。かすみの同級生であり親友。小学生四年生からスケートを始めている。塁は従兄弟。
水島塁:かすみの同級生。快活でやんちゃであり、女の子から人気者。瀬賀を倒すのが目標。
鈴森美桜:かすみの同級生。桜ヶ丘スケートクラブに所属。子役をやりながらフィギュアスケートをしておりその実力は高い。塁のことが好きであるが故に彼が気にかけている相手で「奨学生」として新たにスケートクラブに入ってきたかすみのことを気に入らず、さまざまな嫌がらせをするが…。
春野藍:かすみの母親。夫を亡くした後、女手一つでかすみを厳しく育てる中で経済的にも苦しくなり、物語冒頭ではフィギュアスケートを続けるには絶対に優勝することを条件にしていたが…。
夏野泉:冬樹の祖母。車椅子に乗っている。
ある日、桜ヶ丘に引っ越してきたばかりのかすみと出会ったことがきっかけで彼女を「奨学生」として支援するようになる。
ジゼル:かすみの前に現れた謎の少女。かすみが使用するプログラムの「ジゼル」の衣装と酷似している衣装を身に纏い、バレエのトゥシューズを履いている。かすみに「魔法のペンダント」を託すが…。
その他の人物及びノービス編以降の人物は→氷の上のプリンセスの登場人物一覧
関連タグ
フィギュアスケートを題材にした作品。
クリスタルエッジ:氷の上のプリンセスの前日譚。
波乱の全日本ジュニア編では主人公の桜沢輪が登場している。
メダリスト:同じく、ノービスを舞台とした作品。
ユーリ!!!onICE:シニア男子、世界大会を中心としたストーリー。主人公が才能を開花させるという共通点がある。