ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

放してやった

はなしてやった

1985年公開のアクション映画『コマンドー』に登場する台詞。ジョン・メイトリックスが、アリアス大統領の一味であるサリーを崖から落として殺害したあと、メイトリックスに自家用車を破壊されて呆然としていたシンディに対してこう言い放った。表記ゆれがあり、字幕版では「離してやった」と表記されている。
目次 [非表示]

概要編集

 1985年公開のアクション映画『コマンドー』内で、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる主人公「ジョン・メイトリックス」がシンディに向かって放った台詞


 メイトリックスから「殺すのは最後にしてやる」と宣告されていたアリアス大統領の一味である「サリー」は、ショッピングモールで勃発した銃撃戦を衝いて自動車逃走を試みたが、シンディの自家用車を強奪して追跡していたメイトリックスとのし烈なカーチェイスに敗れた。


 サリーはメイトリックスにより横転した自動車から引きずり出され、片足を掴み上げて逆さまになった体勢での上から尋問される。娘の手がかりについて頑なに口を閉ざしていたのだが、仲間の居場所がメイトリックスに露呈した直後、「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」というメイトリックスの言葉の後、その場で解放された。ただし着地先は足元の見えない崖の下であった。


 その後、破壊したため使えないシンディの車の代わりにサリーの車を利用し、シンディと共に目的地を目指すことになる。その際、シンディが「アイツはどうしたの?」とメイトリックスに訊くのだが、メイトリックスは『放してやった』と発言したのだった。……嘘は言っていない。


インターネット上では「放して殺った」と表記されることもある。

英語版編集

なお、「アイツはどうしたの?」「放してやった」の場面は、元の英語版では、


What'd you do with Sully?(サリーをどうしたの?)

I let him go.(行かせてやったさ。)


となっており、シンディの立場からは「用が済んだので解放してやった」という意味に受け取れるようになっている。もっとも実際には、サリーの行く末は go to hell(地獄行き)なのだが……。


「放してやった」は、元のダブルミーニングを上手く日本語に落とし込んだ妙訳と言えるだろう。


関連項目編集

表記ゆれ編集

離してやった字幕版の表記


関連タグ編集

ジョン・メイトリックス サリー

あれは嘘だ


意味深長 掛詞

関連記事

親記事

ジョン・メイトリックス じょんめいとりっくす

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3263

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました