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放してやった

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はなしてやった

1985年公開のアクション映画『コマンドー』に登場する台詞。ジョン・メイトリックスが、アリアス大統領の一味であるサリーを崖から落として殺害したあと、メイトリックスに自家用車を破壊されて呆然としていたシンディに対してこう言い放った。表記ゆれがあり、字幕版では「離してやった」と表記されている。

概要

 1985年公開のアクション映画『コマンドー』内で、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる主人公「ジョン・メイトリックス」がシンディに向かって放った台詞

 メイトリックスから「殺すのは最後にしてやる」と宣告されていたアリアス大統領の一味である「サリー」は、ショッピングモールで勃発した銃撃戦を衝いて自動車逃走を試みたが、シンディの自家用車を強奪して追跡していたメイトリックスとのし烈なカーチェイスに敗れた。

 サリーはメイトリックスにより横転した自動車から引きずり出され、片足を掴み上げて逆さまになった体勢での上から尋問される。娘の手がかりについて頑なに口を閉ざしていたのだが、仲間の居場所がメイトリックスに露呈した直後、「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」というメイトリックスの言葉の後、その場で解放された。ただし着地先は足元の見えない崖の下であった。

 その後、破壊したため使えないシンディの車の代わりにサリーの車を利用し、シンディと共に目的地を目指すことになる。その際、シンディが「アイツはどうしたの?」とメイトリックスに訊くのだが、メイトリックスは『放してやった』と発言したのだった。……嘘は言っていない。

インターネット上では「放して殺った」と表記されることもある。

英語版

なお、「アイツはどうしたの?」「放してやった」の場面は、元の英語版では、

What'd you do with Sully?(サリーをどうしたの?)

I let him go.(行かせてやったさ。)

となっており、シンディの立場からは「用が済んだので解放してやった」という意味に受け取れるようになっている。もっとも実際には、サリーの行く末は go to hell(地獄行き)なのだが……。

「放してやった」は、元のダブルミーニングを上手く日本語に落とし込んだ妙訳と言えるだろう。

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