方界超帝インディオラ・デス・ボルト
ほうかいちょうていいんでぃおらですぼると
紡ぎし光よ!漆黒の闇よ!世界をあるべき姿に戻すべく、新たなる未来の扉を開け!
出でよ!方界超帝インディオラ・デス・ボルト!
特殊召喚・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「方界」モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力は2400アップする。
(2):このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手に800ダメージを与える。
(3):このカードが相手によって墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「方界」モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、自分のデッキ・墓地から「方界」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
劇場版遊☆戯☆王THE_DARKSIDE_OF_DIMENSIONSで登場するボスキャラクター『藍神』が2度目のデュエルで使用したエースモンスター。
作者の高橋和希曰く「東洋の神秘性と妖怪の不気味さを意識してデザインしました」とのことで、他の方界モンスターはこのカードをベースに劇場版のスタッフの手で生み出されている。
召喚時の効果ダメージは名前通りの天からの雷撃。
攻撃は顔が描かれている胴体部分が開き、そこから複雑に機械が組み合わさったバズーカを展開してチャージしてからの砲撃と、見た目からは想像できない科学的な手段を取った。
魔法カード『方界波動』でも姿を見せている。
劇場版にて藍神の2度目のデュエルである武藤遊戯とのデュエルで『方界獣ヴァルカン・ドラグニー』を進化させる形で召喚され、効果ダメージを与えた後にダイレクトアタックであわや決着の場面を作るが、リバースカード『戦士の献身』で攻撃力を下げられた事で仕留め損なってしまう。
そのまま遊戯のターンに『暗黒騎士ガイアロード』に戦闘破壊されて退場。(遊戯王ARC-Vの宣伝エンディングで毎週このシーンが流れて、毎週ガイアロードに貫かれていたので「コイツかませだろ」と事前に思われていたとか)
しかし効果で『方界胤ヴィジャム』を3体蘇生させ、自らは手札に戻った事で再び藍神のターンにヴィジャムを合体して再臨。今度は魔法カード『方界波動』で攻撃力を上げ、遊戯にトドメを刺そうとしたが、その攻撃力と次元領域デュエルのルールを逆手に取った遊戯のリバースカードによる無限ループ戦術ディメンション・トラップ・ピラミッドの前に利用され、効果ダメージにより藍神を自爆に追い込んでフィニッシャーとなってしまい、ルール上破壊はされてないが演出としてガイアロードの攻撃を受け、大爆発を起こしてデュエルは終了した。
方界においては基本採用されていないのが現実。
効果ダメージが『方界帝ゲイラ・ガイル』と同じ800なので、1体の方界モンスターをリリースして出せるゲイラ・ガイルと3体リリースのインディオラが同じダメージ量と言うのが厳しい。
3体の方界モンスターを喰わせて召喚するならば攻撃力3000の3回攻撃が出来る『方界超獣バスター・ガンダイル』の方が戦闘による突破とダメージが期待出来てしまうだけでなく、バスター・ガンダイルはインディオラと同じく(3)の効果を持っているので『方界合神』で無理矢理呼び出そうにもバスター・ガンダイルも同じことができ、インディオラの効果ダメージ条件は『手札からの特殊召喚に成功した時』なのでデッキから無理矢理呼び出しても効果ダメージを出せない。
コストの重さに対しての効果が弱すぎるのが否めないのが現状で『暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ』の召喚条件を満たすカードとしても『方界波動』『方界合神』『方界業』『方界降世』『方界胤ヴィジャム』『流星方界器デューザ』そして『方界帝ゲイラ・カイル』『方界超獣バスター・ガンダイル』の壁が高く、引いてしまうと事故の元という理由で採用が見送られやすい。
しかし1ターンに1回の制限がなく、条件を満たせば方界モンスターを3体蘇生させて自分は手札に戻りバーン効果を持つというオンリーワンの性能は注目された事でこのカードをラーの翼神竜並に場と墓地を行ったり来たりさせる無限ループバーンコンボが発見されている。