概要
島根県雲南市にあるJR西日本の駅で、1932(昭和7)年に木次線の駅として開業した。木次鉄道部管理の簡易委託駅である。
駅舎は開業当時からのものである。2018(平成30)年に改装され第1種駅名標が木製のものに交換されたが、青地の隣駅付記ホーロー駅名標は残存している。かつてはJR西日本標準の第3種駅名標と共存して第3種の筆文字ホーロー駅名標もあったが、ラインカラーの設定前後に撤去された。
(有)板持土木によって駅業務が行われるほか、西日本鉄道OB会木次支部にて結成された「日登駅を偲ぶ会」によって手入れがなされている。
駅の愛称
当駅の愛称は「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」である。以下は駅にイラストとともに設置されている説明文である。
素戔鳴尊が八岐大蛇(注:やまたのおろち)を退治して奇稲田姫(注:くしいなだひめ)を救い、須賀(注:須賀神社)の地へ行かれる途中、大森の地にしばしば宿られ、婚儀の準備をされたといわれます。
その大森は、当駅の南方にあり、今は大森神社があり、素戔鳴尊や奇稲田姫などの神様が祀られています。
駅構造
現在
1面1線の地上駅。
利用状況
- 2017(平成29)年度の1日平均乗車人員は7人である(国土数値情報より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 |
---|---|
1984年(昭和59年)度 | 34人 |
1994年(平成6年)度 | 22人 |
2000年(平成12年)度 | 20人 |
2008年(平成20年)度 | 9人 |
2009年(平成21年)度 | 11人 |
2010年(平成22年)度 | 10人 |
2011年(平成23年)度 | 7人 |
2012年(平成24年)度 | 7人 |
2013年(平成25年)度 | 12人 |
2014年(平成26年)度 | 15人 |
2015年(平成27年)度 | 14人 |
2016年(平成28年)度 | 14人 |
2017年(平成29年)度 | 7人 |