概要
作詞:高見沢俊彦、高橋研
作曲:高見沢俊彦
『星空のディスタンス』とは、1984年1月21日に発売されたTHE ALFEE通算17枚目のシングル及び楽曲。B面は「DOWNTOWN STREET」。「星空の下のディスタンス」ではない。
TBS系ドラマ『無邪気な関係』の主題歌であり、メインボーカルは前作「メリーアン」に続き桜井賢が務めた。
ALFEEの代名詞的楽曲であり、「ALFEEといえばこの曲」と言えるほど知名度が高い。
ALFEEが再デビュー及びブレイクを果たした「メリーアン」に続くシングルとして、そのヒットを無駄にしないよう「絶対に売れる曲」とするため何度も書き直されたと言う。
その目的は見事に達成され、以後は日本を代表する長寿人気バンドとして、今日に至るまで
楽曲制作やライヴ活動などで精力的に活動を続けている。
代名詞だけあって毎年ライブで披露されるほか、TV出演やタイアップ等でも非常によく歌われている。アルバムやシングルでも新規収録されたり、セルフアレンジしたものも多い。
2020年には新型コロナウイルス感染拡大に伴う防止策としてソーシャルディスタンスが流行し、ディスタンス繋がりで一部ファン等から「星空のソーシャルディスタンス」とネタにされていた…
が、なんとその年に行われた夏の無観客ライブで、このソーシャルディスタンスに因んだ『抗コロナ編』とした、冒頭のサビを替えたものを披露し話題になった(このアレンジは、2020年12月に発売されたシングル『Joker -眠らない街-』の初回限定C盤に収録されている)。
ちなみに
何十年も歌番組やライブで代表曲として演奏され続けており、世代を問わず高い知名度を誇る代名詞的な楽曲であるが、実はこれでもALFEEで一番売れたシングルではない。
ALFEE最大のヒット曲は65万枚を売り上げた「Promised Love」(1992年2月5日発売、こちらもメインボーカルは桜井)であり、「星空の~」はそれに次ぐ。しかも僅差で負けたというわけではなく、「星空の~」は52万枚と1位とは10万枚以上も差があったりする。
関連タグ
Runner:マスコミから「星空の~」と似たような扱いをされる爆風スランプの楽曲。こちらもバンド最大のヒット曲ではない。
ROSIER:2010年代後半から同様の扱いをされ始めているLUNASEAの楽曲。こちらも最大のヒット曲ではないどころか、セールスではトップ5にすら入っていない。
違う、そうじゃない:ネットミーム化したことで同様の扱いをされ出した鈴木雅之の楽曲。だがそれ抜きにしても同じく最大のヒット曲ではない「恋人」の方が代表曲に取り上げられていた。