概要
てんとう虫コミックス34巻及び、藤子・F・不二雄大全集11巻に収録「一晩でカキの実がなった」に登場。
地面をチョークで囲み作動させると、その囲んだ中の空間を過去の空間と入れ替えることができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版は1984年8月31日に、水田版は2018年11月23日にそれぞれ放送している。
1984年版
- サブタイトルが「時空間とりかえ機」に変更
- のび太に対し「何を慌ててるんだ」と言ったのはパパになっている。
- のび太が相談し出した際、ドラえもんはいつものようにジャイアン達にいじめられたのかと予想していて、仰向けに寝転がって漫画を読んでいた。またドラえもんがのび太の説明を要約したり、のびたがすぐに引き返したと話す下りはカットされている。
- ドラえもんはのび太のいい加減な記憶にずっこけていて、道具はチョークを使用してから取り出している。
- 首長竜に驚いたことでのび太は道具をその場に落としてしまっていて、隙を見て拾いに行こうとしたが見つかってしまい、何とか桃太郎印のきびだんごを食べさせたことで襲われずに回収できた。
- パパ達の昔話を聞いた際、ドラえもんは「可愛そうを絵に描いたみたいだね」とも言っている。またタイムマシンに乗り込んだ際ものび太の考えに「のび太くんて優しいね。君のそういうところが好きなんだ」と言っている。
- カキの木に水をやるのを止めていたのは子供時代のパパで、母親は登場していなかった。そして道具を操作したのはのび太だった。ちなみにこの時パパは普段着で、弟の名前は「のび三郎」で、この2人がカキの実を見て喜ぶ様子を見る前にドラえもん達は現代に帰っている。
- のび太は現代に帰ってパパ達の記憶が書き換わっているのを確認した後、ママから買い物かごのことを聞かれ、先ほどの首長竜と一緒に過去に送られてしまったことに気付いて慌てて走って行き、ドラえもんもママから事情を説明するよう迫られていた。
2018年版
- のび太はこっそりと2階へ上がろうとしたが、ふすまを開けたママに見つかっている。
- ドラえもんとのび太は2階の窓の影に隠れてママをやり過ごした。
- ドラえもん達は一度首長竜に襲われ、再び襲われそうになった時、寸ででのび太が元の時代に戻している。
- パパがあの頃の日本では甘い物がろくになかったという発言はカットされ、子供時代のパパは普段着を着ていてこの後も同じだった。またこの後のシーンでは、皆も普段着を着ていてランドセルも背負っていた。
- 子供時代ののび朗の台詞のうちでは単に先生としか言われていなかった。また子供時代のパパもカキの木に向かって手を合わせ「漫画やゲームを我慢するから、カキの実をもう一度実らせてください」と祈っている。
- ラストではドラえもんとのび太もカキの実を食べている。