暁の暴君とは少年サンデーで連載された、柔道漫画である。著者は「伊織」。
あらすじ
天才的な実力を持つ柔道家・朱点一真は、いきなり大会に乱入して優勝者を圧倒。伝統や理念を掲げながら不正な勝負をする講英館に対し、「三年以内にぼくを倒してください」と、不敵な笑みを浮かべて宣戦布告する!!
そしてついに全日本柔道選手権が開幕! 全国から集まった猛者たちが「日本一強い柔道家」の座を賭けて熾烈な戦いを繰り広げる!!
すべての努力家達へ送る、反柔道奇譚!!
登場人物
朱点一真
この作品の主人公。
実力、血統、才能の全てを持つ天才で最強の柔道家
腐敗した柔道界の根幹を担う講英館に宣戦布告をする。
体育館を勝手に改築し自身の闘技場にする、偵察時にメイドとイチャイチャする等天才故におかしな点もあるが
その実力は本物で、大会で何十人と連続で手合わせしても疲れ一つ見せないタフさを持つ。
大嶽昭徳
競技人口20万人を誇る柔道界を統括する“講英館”の館長。建前上は規律と伝統を重んじるが、勝つ為には手段を選ばない権力者。
様々な手を使い、色んな柔道家を引き入れる
朱点の『三年以内に自分を倒す』という挑戦を、『朱点が敗北したら全国民へ向けて謝罪してもらう』という条件を付け承諾。
虎熊周五郎
柔道の歴史において16人しかいない十段所有者で現在70歳。“昭和の牛若丸”と称された。
その名は伊達じゃなく、朱点と激戦を繰り広げ、昭和の牛若丸を呼び起こした
その後、軍場ハヤトの師匠になり、彼を指導する。
軍場ハヤト
完全ノーマークだった軽量級選手。父とともに地道な努力を積み重ねてきた。
実力は高く、年上の重量級の選手にも勝利している。
幼少期から、柔道選手の動きをノートで何冊も研究したり、ビデオで見た結果、それとほぼ同じ動きが可能になった。
朱点に挑んだ時は、柔道の技をほぼ把握していた為互角に戦うが、いまある技を応用して全く新しい技を作り上げた朱点に敗北する。