概要(ネタバレ注意)
128話ショックおよび殺せんせーの過去を経て、暗殺の動機を完全に見失った渚がクラスメイトを集め、殺せんせーの命を救う方法を探す事を皆に提案。倉橋やメグが次々と賛成する中、中村の反対意見を機に寺坂達反対派が彼女の下に集結し、カルマの発言が原因でE組は分裂の危機に。
そこにクラスが分裂したまま終わって欲しくない殺せんせーが現れ、渚を代表とした助ける派とカルマをはじめとする殺す派に分かれたサバイバルゲームを提案し、勝ったチームの意見をクラスの総意にすることにより始まった。
チーム分け
カッコ内は賛成、反対の理由。
助ける派(本編では「殺さない派」と表記)
- 磯貝悠馬(前原と同じだが、皆の意見も全部尊重したい)
- 奥田愛美(科学で壊せるなら逆に救える可能性もある)
- 片岡メグ(恩返しがしたい)
- 茅野カエデ(殺せんせーに長く生きて欲しい)
- 神崎有希子(これから先も相談に乗って欲しい)
- 倉橋陽菜乃(先生とまだまだ生き物を探したい)
- 潮田渚(上記の通り殺せんせーの過去を知ってしまいもう今までのようなターゲットとしては見られなくなった)
- 杉野友人(渚の先生を助けたいという新たなチャレンジに賛成)
- 竹林孝太郎(当てがゼロじゃなく、全員が一丸になれば試せる事がある)
- 原寿美鈴
- 不破優月
- 前原陽斗(矢田に同感しつつ磯貝同様、単純に先生を助けたい)
- 矢田桃花(自分の気持ちに素直でいたい)
殺す派
- 赤羽業(クラス1暗殺力のある渚が暗殺を止めれば、E組が成り立たなくなる)
- 岡島大河(暗殺自体が卒業制作と解釈し、時間切れで終わる位なら最高の作品を見せたい)
- 岡野ひなた※
- 木村正義(正義の名に恥じない暗殺者を目指せという先生のアドバイスに従った)
- 菅谷創介(岡島と同じ)
- 千葉龍之介(自分を育ててくれた要因から目を逸らさず、暗殺を続けたい)
- 寺坂竜馬(殺せんせーをイチから作れるレベルの知識がE組に無い&半端な結末は喜ばれない)
- 中村莉桜(暗殺者と標的の絆が大切だからこそ殺すべき)
- 狭間綺羅々(地球の命と恩師の命、同じ天秤に載せるだけでくたびれることに面倒さを感じた)
- 速水凛香(千葉と同じ)
- 三村航輝(岡島と同じ)
- 村松拓哉(助かる方法が見つからなければ今までに習得した暗殺力を使えず、無駄にタイムリミットを迎えてしまう)
- 吉田大成(村松と同じ)
- 堀部糸成(単純に先生を殺したく、そんな毎日が楽しいから)
※渚の意見を聞いた当初は助ける派だったが、クラスメイトの意見を聞く事により自分は殺す派に近いと感じ、チーム所属直前に殺す派へと変えている。
中立
- 自律思考固定砲台(先生を殺すのは至上命題だが、今や標的の死がE組にとって最大損失とも認識した)
脱落順
脱落者 | 脱落原因 | その他備考 |
---|---|---|
片岡メグ、竹林孝太郎 | 千葉龍之介と速水凛香の遠距離射撃 | 開始と同時に脱落 |
岡島大河、千葉龍之介 | 有鬼子様(神崎有希子)の近距離(?)射撃 | |
菅谷創介 | 有鬼子様の射撃 | |
神崎有希子 | 赤羽業のナイフ攻撃 | |
杉野友人、不破優月 | 狭間綺羅々の匍匐攻撃 | |
狭間綺羅々 | 磯貝悠馬の射撃 | |
倉橋陽菜乃 | 岡野ひなたのナイフ攻撃 | 脱落直後、倉橋が「ひなひな対決に負けた(泣)」と発言。 |
茅野カエデ | 木村正義の射撃 | |
岡野ひなた、木村正義 | 原寿美鈴のトラップ攻撃 | 原が夜なべして作ったインク付きトラップにより捕獲 |
三村航輝 | 磯貝悠馬の遠距離射撃 | |
原寿美鈴 | 速水凛香の遠距離射撃 | |
奥田愛美 | 速水凛香の射撃 | |
磯貝悠馬 | 速水凛香の射撃 | |
速水凛香 | 矢田桃花の射撃 | |
矢田桃花 | 堀部糸成の射撃 | 速水脱落直後 |
堀部糸成 | 前原陽斗のナイフ攻撃 | |
中村莉桜、寺坂竜馬、村松拓哉、吉田大成 | 潮田渚の射撃 | 審判(烏間)の背後に紛れ不意打ち |
前原陽斗 | 赤羽業のナイフ攻撃 | |
赤羽業 | 本人の降伏 | 下記 |
お互いの残り人数が1対1となり、最後はカルマの申し出でタイマン勝負で決めることに。
体術で勝るカルマの殺す派がかなり有利かと思われたが、激闘の末「これだけ根性を見せた小動物相手にナイフで勝っても一同は認めないだろう」としてカルマが降伏する形となった。
映画「卒業編」ではこのタイマンのみが描写され、対先生ナイフを当てた方が勝ちという勝利条件に変更されている。
余談
松井優征先生曰く、菅谷・三村・岡島はどっちのチームでも良かったらしい。(漫堂コバヤシ#26より)