村田源二郎
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むらたげんじろう
村田源二郎とは、漫画・アニメ『ミスター味っ子』のキャラクター。
CV:藤本譲
通称「味皇」。72歳。料理人・飲食店の互助組織である「味皇料理会」の運営者であり日本料理界のトップに30年以上も君臨している。
アニメ版では味皇料理会の創始者となっており、原作でもそのように描かれる事もあるが、実はそれには、かつての料理会が犯した過去の過ちに由来する大きな裏があった。(詳細は味皇の項目を参照)
味に対しては一切の妥協を許さないが、その一方で料理人に対しては愛情を見せ、真摯に料理に向き合っていれば年齢・出自を一切問わず、同じ料理に奉仕する者として敬う。「味皇ビル」という自社ビルも持っており、そこに数々の料理部門を創設している。味吉陽一の良きアドバイザーとして、陽一と共に全国を旅することもある。最後は自身が壁となり、陽一に味比べを挑む。
漫画の最後の方で、心臓に異常があるような描写が見られ、彼が眼を閉じる場面で漫画は終わったため、死亡したかと思われていた。
しかし、生命は維持したものの、『ミスター味っ子Ⅱ』では外部との接触が不可能な状態に。
そのため、漫画後半は彼の意識を取り戻させるための展開が続き、最終的に『味っ子』同様の人格を取り戻した。
アニメ版は……「うまいぞぉ!!」なんだかんだいって、原作者もスタッフもお気に入り。
三兄弟の次男という設定は原作もアニメも変わらず、兄・源一郎が既に死亡しているのも同じである。しかしアニメ版では弟・源三郎こそが味将軍の正体なのに対し、原作では弟・源三は『ミスター味っ子Ⅱ』にしか登場せず、また味皇室室長にして「初代味皇」である。ただし原作の味将軍(源三と別人)の協力者でもある。両者とも近い立場にはいるが設定故に容姿などが大幅に異なり、またそれ故か名前も微妙に違う。
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